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Emilie Floge History vol1

内藤浩市先生との出会い

内藤浩市先生は昭和45年当時早稲田大学・工学院大学の建築科で教鞭を取られ、ヨーロッパの街並みの素晴らしさを日本の住空間に生かす都市のあり方を提唱されていました。
先生と先代社長岩﨑茂雄氏との出会いは、旅先の電車で偶然隣り合わせの席に座ったことから始まりました。
立川の街をヨーロッパの街並みのようにしたいと考えていた先代社長の思いに先生は賛同され、これがご縁となり、当社美和ギャラリーの設立に繋がって行きました。

昭和40年代の立川駅周辺は、米軍基地と米兵の立ち入る店舗が多く基地の街のイメージが定着していました。夜は一歩路地に入ると街灯も薄暗く、女性が一人歩き出来る通りではありませんでした。

もっと明るい街のイメージにしたい、女性が集う楽しい街にしたい、そんな楽しい街並みにパリのカフェを作りたい。その思いを旅先で内藤先生に話したそうです。
「パリのカフェ」いいじゃないですか。先生の一言が当社が誕生する第一歩となり、昭和49年にカフェ開業計画がスタートしました。IDP(Iwasaki・Development・Project)チームの誕生です。

内藤先生の紹介で、迎賓館の照明設計を担当された永原浄先生、当時CI計画を提唱したオフィス202の加藤邦宏先生、有名企業のロゴマークをデザインしたグラフィックデザイナーの勝岡重雄先生、カフェ店舗の運営と設計・当社の中心メンバーとなる服田友和氏、店舗設計の蜻蛉設計加藤大和氏と内藤浩市氏が参加され、美和ギャラリー設立に当社の親会社である岩﨑不動産より杉山次男氏と笠原カズヱ氏と岩﨑茂雄氏の計9名でIDPチームがスタートしました。

つづく・・・

いただいたサポートはお店を通して皆様に還元させていただきます♪ 立川が今よりもっと素敵な街になることが私達の願いです。