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猫の恩返し?

10月半ば急に冷え込んできた。
朝.スマホには’寒波注意報’のメッセージが来てた。
仕事に出る時はあったかくしていこう。



朝、洗濯物を干しに庭に出ようと
玄関のドアを開けたら
普通じゃないものがそこにあった。
鼠の死骸だった。



それも首の所を掻っ切られて絶命した体の鼠さんが
仰向けにひっくり返っていた。
結構大きいな、身体だけで10cm超えてる。
あらら。ナムアミダブツ安らかに。



近所の猫がやったのかな、
もしかしてまた猫がとりにくるかも、と放置しておいた。
野良猫が沢山いるから。



見た目グロテスクだし、
なんせ死骸なんだから
きゃー!とか。わー!とか騒ぐもんなのだろけど。


なんだかその鼠を見た瞬間、
「お供えもの、みたい」と感じたので
全く嫌な気がしなかった。



そのまま朝食の席で
起きて来た夫と娘にそれを言った。
「玄関先で鼠が死んでるからねー」と。
急に見てびっくりすんなよと。



夫はあからさまに嫌な顔して
「えー、早く片付けてよ~」

娘が「アッパ出来ないの?」
夫「触りたくないし見たくない
蛇とか鼠とか」


うちの旦那さんは、
そうこういうのが怖いらしいが
私はあんま怖くない。
死んじゃってるし、素手で触るわけじゃないし。



夫が言う。
「それ、あなたが猫に好かれてるんだよ。
昔うちのオモニムも昔、野良猫に餌やってたから
朝になって家の前に
鼠の死骸が置かれてたことがあった。。
あれと同じだと思う」


「猫の恩返しだったの~?
私へのお供えもの?
私が猫に好かれたから
猫が鼠プレゼントくれたわけ?
お召し上がりくださいって笑」



たしかジブリのアニメ「猫の恩返し」でも
確か主人公ハルちゃんにそういうことがあった。



でも、私があの鼠を見た時に感じた
あの「お供え」感は確かにそうなのかも、、
感覚が一致する。
そう、鼠の下に受け皿なんて勿論ないんだけど
何故か妙にうやうやしい感じがした。



近所の野良猫は警戒心が強いから
猫を見たらただ「目で愛でる」だけ。
可愛いなあ~と思って。

好き好き光線くらいは
飛ばしまくっただろうけど
餌らしい餌はあげててない。


本当に「お供え」だったのかどうかはしらないけど
朝ドアを開けたら、絶命した仰向けの鼠。
結構ショッキングな朝のスタートだったのでした。


忘れていた
目を閉じて思い出せ恋の歌
 
(映画’猫の恩返し’主題歌
 つじあやの’風になれ’より)


↑この歌を軽く口ずさみながら、
お仕事に行ったのでした。





 

























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