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おとなの読書感想文

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今まで読んだ本のあれこれ。これを見て、あ、読んでみようかな、と思っていただけたらとても嬉しいです。
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#おとなの読書感想文

ことば〜読書感想文を書く理由〜

気がつけばもう8月。暑ーい盛り、いかがお過ごしですか。 様々な意味で外に出るのがはばから…

<おとなの読書感想文>こちらあみ子

収録されている短編「チズさん」を読んだとき、ああわたしはこの感じをよく知っていると思いま…

〈おとなの読書感想文〉箸もてば

どんな好物でも、疲れて胃がもたれているときに カツ丼は食べられないし、白がゆに梅干しかな…

〈おとなの読書感想文〉わたし

子どもの頃、「ババちゃん」と呼んで親しんでいた人が、自分の母親の母親であることを知ったの…

〈おとなの読書感想文〉ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集

のりくんがあの頃書いていた文章は、天才的だった。 クラスの文集が出来上がると、わたしと家…

<おとなの読書感想文>小さい”つ”が消えた日

突然ですが、外国語は得意ですか? 人には誰しも得手不得手があるもの。わたしは、どちらかと…

<おとなの読書感想文>からくりからくさ

押してだめなら引いてみろ、とよく言います。 物事に働きかける時、確かに押すばかりが方法ではなくて、引かなければ開かないドアもあるはずです。 ところが、押すでもなく引くでもない働きかけ方もあるのだということを、この本から知るのです。 寝て、起きて、料理を作って、食べて、洗濯をして… ごくありふれた、平凡な毎日ですが、忙しい時や、疲れている時には、ついサボりたくなるものです。 今日のごはんはインスタントでいいや、とか、仕事のためにちょっとくらい無理して徹夜しよう、とか。 そうい