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自己紹介

はじめまして。

「伝える」って難しいなあと思いつつ、改めて文字で伝えるということにトライしてみたくてnote、はじめます。

静岡県島田市でまちづくりのNPO法人を夫と共に運営しています。

市民活動の中間支援、まちづくりに関わる人材育成講座、こどもとマチをつなぐ仕掛け、地域情報誌(フリーペーパー)の発行など、マチへの「関わりしろ」を様々な視点から作っています。

大きな柱は「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川」という芸術祭の運営。

常葉パンフ表紙

                         photo by 鈴木竜一朗

茶畑と1時間に1本の列車と。のんびりした「無人駅エリア」を舞台にした地域芸術祭です。芸術祭については追々。      

【なんとなくはじまった社会人生活】

京都市内の大学で遊びほうけ飲みほうけた4年間を経て、(大学時代は楽しすぎて本当に良い思い出。今も京都の街を歩いてる夢を見るくらい)京都に残りたかったのに就職氷河期。

親のススメで地元の商工会に就職した私は、地域の経済、農業、観光になんとなく関わるようになりました。

そう。まさに、「なんとなく」

何のビジョンも夢もなかった。w

ド田舎で、閉鎖的な町。人口は合併前で5,000人くらい。

今から20年前(歳がばれますね)に入社したんですが、大学では源氏物語を研究してたから、商業もまちづくりも一切学んでいない私。

会社の経理を任され、サービスシールの組合があってその担当になり、共済担当、女性部(おかみさんの会)や経営革新、地域の産業祭や青年部などいろいろなことをやりました。

そう、全て「なんとなく」。任されたら、とりあえず、やる。

何の知識も先入観もないからね。それでも、任されたら全力でやるし、考える、まずは真似してみる、何とか形にしていく。スタートアップ時に関して言えば「なんとなくって最強」って今にして思います。先入観ないから、やってみないとその仕事のことわからないから、いやだなとかあんまり思わなかった。(若かったからか?バカだったからか?)

【なんとなくからの脱却】

それでも入社して10年くらいたった時、「なんとなく」に疑問を持つようになりました。

それは、自分のこれからをはじめて考えた時期。(遅すぎる)

そして、その頃になってはじめて、学んできた源氏物語と自分の仕事がなんとなくリンクするようになる。

まちは、人の物語(生活)が積み重なっている場所。そう、源氏物語と同じ。

みんな、同じまちで、恋をしたり、フラれて生霊になったり、また恋をしたりして生きてる(源氏物語風に言うと)

その中で、歌詠んだり(芸術活動だし、心情伝えてるからある意味現代のSNSともいえる)、ごはん作ったり(消費活動)、畑仕事したり(農業)、、行政の切り口でいう各課の仕事は1人が掛け持ちしてる。

行政の切り口は、商業、農業、観光、、、、人じゃない。なんかズレがある。

これが、私の最初の疑問。

本当に町の人達には可愛がってもらったけれど、私がやりたいことはここではできないかもしれない。と思うようになり現在のNPOに転職することになるのです。

リコンという人生の転機も一度にやってきて、どうせなら全部変えよう。が最終決断。(要領悪いが決めると早い)

「まちは人が作ってる」だから「人のためのまちづくり」を。

当たり前のようで、難しい。

全ての人が、それぞれの場所で楽しく自分らしくいること、違いを認められていることが、まちが輝くことにつながる。

これが私が大切にしていること。

いきなりこれまでを紐解いてみましたが、仕事のこと、読んだ本、毎日のことを軸に、考えたこと、思ったことをつれづれに書いていこうと思います。

どうぞ、よろしく。

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