人を批判するよりは…「こういう人っていいわよね」って良いと思いませんか?

 人生うまくいっている時に、バクダンのようなものを落とす人がいる。
「あなたってこうよね」
「あなたのこういう所ってさ」
ご機嫌で過ごしている時に限って そんな声も……。     
 勿論、その人 本人がうまくっていないから やっかみもあったかも知れないが、最近の私は用心深くなって、いくら幸せでも「幸せを分けてもらいたい人」の前でしか幸せパワーを発揮せず、有り難くもこういう事には遭遇しなくなった。が、かつての私はなんと逆に「口撃」を落とす側……の人だった。(やっかみではないが)。

 「哲学」や「理屈」と名の付くものが好きな私は、持ち前の弁論術を振りかざし、ばったばったと人を「弁舌」で切り倒す、すごい「論客」だった。

 思春期の私は、その矛先を主に親に向け、親は二人共 毎日のように眉間にシワを刻んでいる毎日だった。

 ある日、堪りかねて母親が言った。

 「そんなに、親のする事が気に食わないなら、自分がそういう事する親にならなきゃいいじゃない」

 なる程、我が親ながら名言である。
(世の親の方々、反抗期のお子さんの言葉に困ったら、是非お使いください)

 今は、私もおとなしくなり(人の痛みが分かるようになったのか)滅多にひとを批判しなくなった。

 てか、自分がそんなに偉くないと悟ったのかも知れない。

 かつての恋人は、一旦別れ話を持ちかけたあとにこう言った。
「ごめん、君を傷付ける資格なんか僕にはないのに……」
実に優しい人だった。良い人だったが縁がなく、その後残念ながら別れてしまったが……。

 兎にも角にも、人を批判するヤローは その人の推進力を何日か奪う覚悟で言っているのであろうか……?

 言った本人は、相手が正確にその趣旨を受け止めて、解るとでも思っているのか……?

 意外と、人は自分の欠点を正確には把握できない。

 どこがどうで、そうなんだ………?と、疑問符を浮かべた事がある人が多いだろう。

 または、思い当たる節が………とか………

 どちらにせよ、しばらく言われた方は立ち直れない。何か 毎日努力し続けていている事があっても、ストップしてしまう。

 または、何も努力し続けていなくても、ご機嫌なんかではいられないだろう。

 こうして、地球上に ダークな波動を持った人が何人か現れてしまうのである。

 これは、世界の損失だ。

 世界に幸せな人が減ってしまう。


 それが、矯正すべき 大きな欠点ではなかったりする。


 誰にも迷惑をかけない、愛すべき欠点かもしれない。


 ただ、気に食わない。それだけで。


 あなた、そんなに偉いんですか?


 あなたに、欠点は無いんですか?


 あなたの言葉のせいで、少なくとも言った相手が今日振りまくはずだった笑顔も、

 今日やるはずだった仕事も、

 少し 滞りますよ?


 世界は、少し停滞します。


 その人の周りだけ…………


 言った言葉は、確かにその人に必要でしたか?


 自己満足で言ってませんか?


 自分は、まったく欠点が無いんですか?


 勿論、勇気を出してまで、言った方が良い事もあります。


 けど、よく考えましょう。


 あなたは、世の中からご機嫌な人をひとり無くしているかもしれません。


 まったく自分に関係ない人にまで、批判を言ってる人もいます。。。。


 けど、その言葉を換えて、


「あの人のこういう所良いわよね」
「ああいう所、見習いたい」

それだけで、

欠点をカバーし、

 シアワセなパワーにどれだけ世界が満ちるでしょう。



 人の迷惑にならない欠点なら、


 欠点なんて限りなくあるんです。


 ほっときましょう( ꈍᴗꈍ)❤️


             おわり

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