大〆の笑顔
久しぶりでも先月ぶりでも、2~4人くらいで飲むのが好きだ。
これくらいの人数だと、一人ひとりの話をじっくり聞けるし、自分も聞いてほしいことをしっかり話せるからちょうどよい。
静かなところで「さあ、今日は聞くぞ話すぞ」という姿勢でじっくり飲むのはもちろん好き。
でも、活気のある場所もよい。
少しばかり声を張って注文を伝えながら、お酒や料理が来る間に話を始めて、それがまた思いのほかすぐに盛り上がったり引き込まれたりすることがあって楽しい。
それから、各々の食いしん坊アンテナに引っかかったおつまみやお酒を持ち寄って、家でわいわいやるのもこれまたよい。
愚痴も悩みも、嬉しいことも楽しいことも。
いろんなことをごった煮にして、共感してもらったりアイデアをもらったりしながら、自分も一緒に飲んだ人も、この時間を過ごす前より幾分か前向きになっている。気分が晴れている。
よく、〆の麺とかご飯ものとかあるけれど、大トリならぬ大〆は、飲んだメンバーの笑顔なのかもしれない。
そんな大〆が生まれた会の後に、いい時間とお酒ってこういうことかも、と思う。
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