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落ち込むかどうかは捉え方しだい

「落ち込むかどうかは物事の捉え方次第だよね。」と言われたことがある。その後間髪入れずに「落ち込むってことは自分はもっとできるはずだと思ってたってことでしょ」と言われ、胸をえぐられながらその通りであることを認めたあの日。
そう、何を隠そう自分は本当はこんなもんじゃないと思ってるから、うまくできなかった時、現実と理想とのギャップで落ち込むのだ。はなから自分はこんなものと期待していなければさほど落ち込むこともない。

そう、落ち込みながらも心の底では
ほんとはもっとできたはずなのに!
うまくやれないなんてこんちくしょー!
力を発揮できてたなら!

なんて抵抗している声がする。
それはまるでブーメラン。
自信過剰な声たちに打ちのめされる我がこころ。
本当はそう思っていたなんて恥ずかしいことこの上ない。

そんな時ってこの世の終わりみたいな気持ちにもなるが、そんなことで世界は絶対終わらない。だからいったん落ち着いて、視野を広げてみよう。話はそこからだ。

すると、できなかった部分にばかり注目していたことがわかる。できていた部分だってあったはずなのに一つの汚点に気を取られ、まるでそれがさも自分の全てであるかのように感じていた視野の狭さに気づくはずだ。そもそも全てを完璧にできる人間など存在しない。自分への過度な期待は脇に置き、できている部分とできない部分がある、あたりまえのことを受け入れてみようではないか。

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