祖母のように生き、死にたい。

祖母のように死にたい。

先週祖母が亡くなった。
97歳で亡くなった。

大きな病気にかかることなく、また認知機能は多少落ちても、死ぬ直前まで孫である自分のことを認識している人でした。
最後は盲腸になって体力的に熱出ても回復できず、寿命のように死んでいった。

祖母は、生まれと育ちが樺太で、第二次世界大戦のときに引き上げ
大学生になりたいけどそれも叶わず、
闇市で働きながら、勉強を続けて学校の先生になった。
もっと勉強したい気持ちはあったけど、
祖父と出会い当時にしては珍しく30代での結婚。
結婚後も仕事を続けて私の親である一人息子を育て、
定年後は企業の企業向けの研修を行ったりしていた。
趣味はパッチワーク作りをして、祖父との旅行を楽しんで
日常では、息子の子供の３人の孫を可愛がったり、デイサービスを楽しみ、毎日のご飯を楽しむ人でした。

そんな僕も祖母のように死にたい。

なぜかと言うと

• 自分のやりたいことを貫き、時代や周囲を無視をして自分のやりたいことを叶えたこと

• 当時結婚したいという気はまったくなかったらしいが、それでも結婚をして幸せに暮らしたこと。

• 毎日日記を書いたり、勉強を続けたり、日々１日１日を大切に過ごしていたこと

• 毎日食事を楽しみ、人と話すこと、自分の話より人の話を聞くことで毎日楽しんでいたこと

• 病気にならず寿命で息絶えていく。それでも生きたいと思いがあるように最後まで頑張っていたこと

祖母はテレビに出るようなスーパー元気なおばあちゃんではなかった。
でも、毎日を楽しく心身ともに元気に過ごしているおばあちゃんでした。

今、自分がプログラミング学習をしようと思ったきっかけの一つでもおばあちゃんの存在は大きく、

「死ぬまでに勉強を続けられる人間でありたい」

と思うことが出来たのはきっと、父でも母でもなく、祖母の血筋なのかなと。

あーちゃんありがとう。