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今更ながらT-falの電気ケトルを買ってみた話

昨年の暮れ、T-falの電気ケトルを買いました。

実は、我が家は、毎朝ヤカンで湯を沸かし、魔法瓶のポットに熱湯を移し替えて保存する・・・というアナログなことをしていました。そのお湯は、例えばお茶を飲むときや料理でちょっとお湯が欲しいとき・・・等、お湯を使いたいときにササッとポットから湯を出して使い回していました。大体一日で使い切る感じです。夏の暑い盛りはたくさん残ることもありますが、ほぼ毎日使っていました。ポットの湯は毎日入れ替えます。

それを毎日10年近くもコツコツと続けてきたのですが、最近、魔法瓶のポットが劣化したのか?・・・お湯の熱さが維持できなくなってきて、夜には「ぬる燗」レベルに冷めるようになりました。

その異変に最初に気づいたのは夫です。昨年の半ば頃から、お茶担当の夫が「ぬるくなっているから嫌だ」と言いだしたのです。猫舌の私にはちょうど良い加減だけど、熱いお茶が好きな夫には耐えられない「ぬるさ」かも・・・。そのとき、ポット自体が10年くらい使い込んでいるものだし、年数から言っても「これはそろそろ買い換え時かな?」と思いました。

その後、夫といろいろ話し合う中で、電気ポットを使う案も浮上してきたのですが、国産メーカーの一般的な電気ポットだと、ずっとコンセントを入れっぱなしでお湯を保温し続けることになり、それでは電気代が勿体ないかも・・・と思いました。ということで、その案は却下。

で、どうしても熱いお茶が飲みたいときは、わざわざヤカンで少量の湯を沸かして煎れていました。ちょっと面倒臭い・・・と感じながら。

ところが、昨年の末、地元のショッピングセンターで「T-falの電気ケトル」が歳末セールで格安に売られているのを発見。夫と見に行き、「これにしてみようか」ということで、買ってみることにしました。

今更ながらのT-falなのですが、実際に使ってみたら、確かにカップ一杯分のお湯がすぐに沸くのでとっても便利です。湯が沸けばパチンと電源が切れるので、電気代の無駄もありません。夫婦二人分のお茶を煎れるときも、すぐに沸騰したお湯がささっと使えるので、「熱いお茶が飲みたい♡」と言っていた夫は、念願叶って嬉しそうでした。

ただ、少し困ったのが、安いものを買ったせいか、沸いたお湯にプラスチック臭がするところ・・・。このポットはプラスチック製のため、プラスチック部分が湯の熱で温められることにより、独特の臭いを発生させてしまうのです。

そこで、説明書にある通りに、臭い軽減の処置として「重曹」を使った洗浄を行ってみました。重曹を溶かした水をポットに満たして湯を沸かし12時間放置する・・・という方法です。

一度やってみましたが、気休め程度に臭いが減ったような気がしました。「何度か使い込まないと、臭いは消えないのかもしれないなぁ」と夫。まだ完全にプラスチック臭はとれておらず、これで作った白湯はまだちょっと遠慮したい気分です・・・。
子育て中の私なら、身体への影響が心配で絶対に拒絶反応を示すだろう…という種類の臭いだけど、老夫婦への道を着実に歩んでいる私たちなので、まあまあ仕方がないな…で受け入れることにしました。

とまぁ、こんな感じて我が家に新しい電化製品をお迎えしてみたのですが、まだまだ慣らし運転中という感じです。
使い始めて数週間なので、うちのT-fal君はまだまだ他人行儀な感じです(汗)。私たちも「どう使うのか?」のペース配分がまだ定まっていなくて、ちょっと遠慮気味だし・・・ね。でも、これからどんどん使い込み、使った分だけ少しずつ私たちの暮らしに溶け込んでいき、そして、前のポットのように、このT-falの電気ポットもだんだんと家の中の風景の一つになり、私たちの手にしっとり馴染んでいくのでしょう。
そして最後は、「なくてはならない必需品」へと昇格し、その役目を終えるまで、私たちのためにフル回転で働いてくれることでしょう。

今日も朝からヘビーローテで活躍中のT-fal君。

頼りにしています。よろしくね~。

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