昨年の「秋分の日」に書いた日記を、「春分の日」の今日、改めて読み返してみる

今日は「春分の日」ですが、ふと「半年前の秋分の日、私は何をしていたのかな？」と思いつき、自分の日記を開いてみました。

ちなみに私は、昨年の６月からバレットジャーナルを書いています。

また、BJ(バレットジャーナル)と共に、ムーンプランナーも使っています。

天体の動きが「人間の運命」や「人生サイクル」にも作用するということを考えたとき、半年前の【秋分の日】の自分を振り返ると、今の自分のヒントになるような、何か面白いものが発見出来るのではないか･･･と、そんな気がしたからです。

そこで、昨年用のバレットジャーナルを引っ張り出して見てみました。

◇◇◇

すると、２０１９年９月２３日の私は、体調が悪くて、メンタルも思いっきりダウンしていて、相当、具合か悪く落ち込んでいたみたいです(汗)。

記録によると、台風が接近していたみたいで、低気圧の影響をダイレクトに受けていたらしく、身体はグッタリ、心も鬱々。ネガティブ感情が出まくっていて、かなりのやさぐれ状態･･･(汗)。

記録の文面からも、キツくて苦しかったのがひしひしと伝わってきました。

でも、苦しいながらに、自分の苦しさを冷静に自己分析していて、それをこの日のページにいっぱい書き記してありました。

これって、まるで生まれ変わりの苦しみ･･･だわ。そう思いました。

「産みの苦しみ」という言葉がありますが、それと似たようなもので、まさに「自分自身を、新しく生まれ変わらせるための苦しみ」にドップリ浸かっていた自分を感じました。

今の私はすっかり忘れてしまっていたけど、半年前の私は、自分の腹の中に長い間溜まっていたモノを吐き出しながら、一生懸命に生まれ変わろうとしていたんだなぁ･･･と。

自分のネガティブな部分が徒然と数ページも渡って書き綴られた後に、「これからどうしていきたいか？」ということが記されてあり、そこには

今までの自分は、変な刷り込みがあって、自分は幸福に値しない存在だと思い込んでいた。そのため、自分は豊かさや幸福を受け取ってはいけない、自分がそれらを手にする自信はないと決めつけていた。

そのため、いろんな言い訳をして、幸福も豊かさも絶対に受け取らないように気をつけてきた。

でも、これからは、素直に受け取ろう。うっかり受け取ってしまおう。受け取ることを自分に許可しよう。豊かさや幸福を受け取ることを、自分に許していこう。

受け取らずに拒否してきた過去の自分を、責めるのは止めよう。今までの自分を許そう。心から受け入れていこう。

これからは、今まで受け取らなかった分、じゃんじゃん受け取っていこう。

と書かれてありました。

更に次のページには、この時、自分が欲しかったもの・やりたいことリストがあり、いろいろ書かれてありました。

この「やりたいことリスト」を見たら、【行きたいところ】は全く実現されていませんが(･･･行きたい所がコロコロ変わり、この時書いた場所とは全く違う所を旅していました汗)、ところが、【やってみたいこと】【欲しいもの】は、ほぼ全て手中に収めていました。

これには自分でもビックリ。

結構、恥ずかしいことも「欲しいもの」にピックアップしていたのに、それらもちゃんと私は受け取っていました。

半年前の「秋分の日」の私が、いろいろ苦しみながら書いたことを、それから半年後の「春分の日」の私が読み返してみたら、自分の成長度を実感することができて、これは意外な収穫でした。

この半年間、ここに「ありのままの自分」を正直に書き出すことで、自分を整理し、要らない思考を手放し、新しい感覚を取り入れて、自分を更新していったのだなぁ･･･と思いました。

しんどかったけど、その苦しさから逃げずに、ちゃんと向き合って対処しようとしたこと、これが大事だったんだと改めて実感しました。

◇◇◇

更に、余談ですが、粘着質でドロドロした相手との面倒臭い人間関係について、どう対処していくかも記されていて、そこには、

・相手に罪悪感を持たない

・義理を捨てる

・自分に正直になる

・相手の感情に巻き込まれない(境界線をしっかり引く)

・感情移入してくる相手は自分と分離する、別々を生きる

と箇条書きされていました。

私はエンパスなので、ついつい他人の影響を受けやすく揺らぎやすいのですが、この時の私は自分を守るために「キッパリ断ち切る」と腹をくくったようです。

その覚悟を、私の記録の文面からひしひしと感じました。

でも、その効果で、強くなったなぁ･･･と思います。

それは「気が強い」とか「強情になった」という訳ではなく、心が鍛えられて揺るがない自分になりつつある･･･ということです。

影響されても、動じず、ちゃんと自分を守り、自分をキープすることができる、そんな心の筋力が付いた･･･ということです。

とまぁ、こんな感じで、半年前の「秋分の日」の自分の記録を読み返すという、ふと思いついたことをやっただけなのに、意外と大きな収穫がありました。自分を改めて見つめ直す良い機会となりました。

◇◇◇

そして今日。

半年前の私が腹をくくって削ぎ落としてきたこと、そして、ちゃんと受け取っていこうと決めて実践してきたことが、この半年でちゃんと成果となって表れてきたなぁ･･･と思います。

確かに今までを振り返ると、書道展やnoteで賞をいただいたり、信頼できる仲間にたくさん出会えたり、その他、今まで以上に豊かさと幸福を実感することができ、いっぱい受け取ることができた半年間でした。

そこで今度は、次の「秋分の日」に向けて、改めてまた自分自身を振り返り、今の私が求めているもの・欲しているものを素直に書き綴ってみようと思います。

半年後、またこうして読み返すのが、今からとても楽しみです。