見出し画像

お花を飾る

今はちょうど初夏の花が美しく咲く時期です。

芍薬、そして薔薇。

この時期は、ゴージャスな雰囲気のお花がきれいに咲いています。

散歩の途中、ガーデニングをしているお宅の前を通ると、そのお宅のお庭で様々なお花が満開の時を迎えていて、とても美しいです。

ちなみに、花の王様はやはり「薔薇」です。薔薇は、見た目も華やかですし、小ぶりなものでも凛としていて高貴な美しさを放っています。

エネルギー的にも、とても波動が高い花です。

薔薇の花を飾ると、その部屋のエネルギーが浄化されて、エネルギーの波動が高くなります。

ですので、ちょっと値は張りますが、時々、花屋さんで薔薇の花を買って家の中に飾ると良いです。家の中に良い「氣」が流れます。


ちなみに、家の中の「氣」が悪いとき(=その家の住人がネガティブな心の状態のときは、家庭内のエネルギーがドンと落ちて、家の中の「氣」も汚れて悪くなります)、家の中にある植物は、そのエネルギーを吸い取って、すぐにダメになります。

酷い場合だと、ネガティブエネルギーの塊みたいな人が触れた植物は、一日も持たずに、すぐに腐ったり枯れることも多々あります。

植物は、人間が放つネガティブなエネルギーを吸い取って浄化してくれる働きがあるため、家の中のエネルギーが酷く淀んで汚れている時は、植物は浄化しきれず枯れてしまうのです。

ですので逆の言い方をすれば、「花が長持ちするということは、その家のエネルギーの波動が高く、良い氣が流れている」ということです。

どうしてもすぐに枯れてしまう場合、枯れるからダメなんだ…と自分を責める必要はなく、ただ単純に「植物が浄化してくれたんだな、ありがとう。」とプラスに受け止めて、感謝して枯れた植物を処分し、また新しい花を飾ればよいと思います。

どうぞ、めげないで、どんどん飾ってください。

「花を飾る」ということは、ある意味、『心に余裕がありハートが満たされている』からこそできることなので、自分から花を買ってすすんで飾る…ということは、それだけで「自分はプラスのエネルギーで生きている」ということだと思います。

「自分の家に花を飾ろう!」と思い立ち、それを実行している自分を、素直に認めてもっと褒め称えてくださいね。


家に飾る花は、どんな花でもいいのですが、花屋さんでパッと目についたものや、「いいなぁ」と気に入ったもの、好きだと感じるお花を選ぶことがポイントです。

値段(安い割に長持ちしそうとか、お手後価格とか…汗)ではなくて、パッと見たときに心が惹かれて気に入ったお花を、ぜひ購入してください。そしてお家に飾ってみてください。

できたら、お花に毎日話しかけると良いと思います。花器の水を替える時に、「きれいだね」「ありがとう」とポジティブな言葉をかけると、花は喜んでますます元気に咲いてくれます。


もしも、家族に病人がいる場合は、ぜひ、そのご家族のお部屋にも、きれいなお花を飾ってあげてください。

花が、病人を癒し、ネガティブなエネルギー吸い取って、健全な場になるよう清めてくれます。花も、人間の役に立ちたいと願っています。



以前、私の義父(舅)が病気を患い、総合病院の緩和ケアセンターに入院したとき、私は、義父の病室(個室)にお花を飾り続けました。

個室だったので、気兼ねなく飾らせてもらえました。病室に花器をいくつか持ち込んで、枯れてダメになったら新しい花を補充して、季節の花をいろいろ飾りました。

その中でも特に薔薇の花は、病室のエネルギーを浄化する働きがあるので、意識して飾るようにしていました。

(ちなみに、皆さんの中で「病室に飾る花はどれがいいのか分からない」という方がいれば、そういう時は、素直に花屋さんに事情をお話して、病室に飾る花を見繕ってもらうと良いと思います。このとき、予算額も伝えておくと、予算内できれいなお花をチョイスしてくださいます。更に、花器の大きさを伝えれば、その花器に見合うように花の大きさも考えて選んでくださいます。また花屋さんにお願いすると、そのまま花器に放り込めば良いように、色のバランスなども考慮してきれいに束ねてくださいます。分からないことは、その道のプロに素直に聞くことをお勧めします。)

こうして、義父が入院していたときは、ずっと花を飾り続けました。

すると、殺風景だった病室の中がパッと明るくなり、部屋の中の空気も清らかに浄化されます。

何より、美しい花があると、お花の周りにフェアリー(妖精)が集まってきて、そこにいてくれるような気がします。フェアリーがいると思うと、心が穏やかになり落ち着くのです。実際に、私は、一日の付き添いを終えて自宅に帰るときは、いつも花のフェアリーに「義父を見守ってください」と心の中でお願いしていました。

義父も、もともと土いじりが趣味で、花を飾ることが大好きだった人なので、ベッドに横たわりながら、いつも花を見つめて「きれいやなぁ」と喜んでくれました。花を眺めることで心が癒されたようです。

また、病室の花は、その病棟で働く看護師さんにも好評で、「このお部屋に回診に来ると、いつもきれいなお花が飾ってあるので、私たち(スタッフ)も心が癒されます。ありがとうございます。」と、看護師さんからよく言われました。

看護師さんだけでなく、お掃除スタッフの皆さんも喜んでくださり、「お花がきれいですね~。次はどんなお花が飾ってあるのかな?と、このお部屋のお掃除をいつも楽しみにしているんですよ。」と、笑顔で話してくださいました。

お花があることにより、義父の病室が、病院のスタッフの皆さんから愛される場所になり、義父のことも大事にしてもらえて、「ありがたいことだなぁ」と心から感謝しました。

また、病状の割には、それほど苦しむことなく穏やかに過ごせた時間が長かったので、その間、いろんな方がお見舞いに来てくださり、義父と心穏やかな時間を過ごしてくださいました。

その時も、飾ってある花々が、病室の中の「氣」を浄化し、明るく温かい雰囲気にしてくれていたので、お見舞いの人々を極端に悲しませることもなく、皆さん、義父の顔を見て穏やかな気持ちで帰って行かれました。

こうして、入院中は、花にずいぶんと助けてもらいました。

花を飾ることで、私自身、とても励まされていたと感じます。花に触れることで、花に支えられ、最後まで頑張ることができました。

植物による浄化のお蔭で、ひどく苦しむことが少なく、義父は静かに息を引き取りました。義父の最期は穏やかで安らかなものでした。

花を飾ることで、場のエネルギーを浄化して、そこに関わる全ての人々の心から「愛」を引き出し、愛を循環させる…。そんな不思議な時間を私は過ごしました。


何より、花を飾り続けた私自身がすごく癒され、心を浄化してもらいました。

花を飾る。

是非、皆さんにもお勧めします。

何の見返りも期待せず、ただ、今の自分が気に入ったお花、好きなお花を飾る…。

たったそれだけのことですが、「自分の意識」も「場のエネルギー」も大きく変わります。何より心豊かになります。

これも、セルフヒーリングの一つ。

誰の為でもなく、何より「自分自身のため」に、暮らしの中に素敵なお花を取り入れてみてくださいね。




よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは旅の資金にさせていただきます✨