なにわ一水(なにわいっすい)でバリアフリー研修

なにわ一水(なにわいっすい)で研修を開いていただいた。
なにわ一水は、松江宍道湖温泉の旅館。
参加者は、フロント・接客・厨房に関わる方15名。
研修内容は、身体障がい者への接遇だ。
講師は、松江/山陰バリアフリーセンター長、聴覚障害のあるスタッフ、車いす&杖ユーザーのスタッフ、そして視覚障害のあるスタッフの私だった。
最初にセンター長が前置きを話した。
車いすユーザー、視覚障がい者、聴覚障がい者の順にそれぞれの思いを伝えた。
実際に手を動かして、手話のミニ講座。
車いすに乗ったり押したりする体験をしていただいた。
当日は改修工事のため休館中。
廊下には養生シートが敷いてあり、ボコボコしていた。
ボコボコに車いすがひっかかり、前輪を上げて乗り越える練習になったそうだ。
みなさん 操作方法を仲間や講師に聞きながら行っていた。
手引き(視覚障がい者の誘導)と、アイマスク体験をしていただいた。
みなさん しっかり会話をしながら歩いていた。
いきなり視覚を奪われて怖がっている方がいた一方で、階段や部屋の配置がわかっているから歩きやすかったという声もあった。
養生シートのボコボコが、段差を乗り越える練習になってよかった。
視覚を奪われた怖さ、段差を超える困難さ、配置がわかっていると安心につながること、気づいていただけて良かったと思う。
研修に参加してくださったみなさん 本当にありがとうございました。
なにわ一水の公式ホームページ
http://www.naniwa-i.com/
※なにわ一水は、2月11日よりリニュアルオープンされます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?