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旅のために集めている資料 路線図

中国の路線図と民族分布図

めっちゃ中国行きたい。
次に国を出るのが容易くなったら、自分がどうなっちゃうかわからない。
すごく旅に出たい気持ちで、皮がはち切れそうになることがある。

そんな時、鉄道の路線図を検索すると心が穏やかになる。
なので、いま行きたい国の鉄道路線図や都市図を見ている。

中国と言ったら、世界最多(最長?)の「鉄路」保有国。
田中角栄氏がやりたかった日本の輸送改革ってこんなんだったのかな?ほんと、列車に乗ればすぐにいろんな文化圏に行けちゃう、それが中国。
今までは何のこだわりもなく「来た列車に乗る」レベルの乗車経験しかないんだけど、ちょっと調べたら、次はこだわって乗りたい気持ちがマシマシになってしまった。

中国で一番速くて強い列車は「高速鉄道。

中国国内の「高鉄」高速鉄道の路線図

縦横無尽のこの高速鉄道を、時速350kmで走り抜ける。値段も高いけど、一気に移動できるのがいいよね。

次に速いのが「動車」。
私これは区別を知らなくって、2019年に旅した時は「あれ〜この地方だと動車って呼ぶんだな〜」くらいに思ってたんだが、違うんだわ。
「動車」はアクティーとかロマンスカーみたいなもんで、「高鉄」は新幹線なのね。
そんで、チケット予約するときに「D」から始まってたら「動車」。「G」から始まってたら「高鉄」。動車Dongche 高鉄Gaotie だから、頭文字。

じゃあ、いちばんゆっくりなのは? それは、多分この「緑皮車」。
江ノ電、叡山鉄道、みたいな、ローカルをコマコマと走る昔ながらの車線。車体も昔ながらの濃い緑色の塗装車を使っているんだって。
私は上海で過ごしていたから、この緑皮車に乗ったことが多分ない。それっぽい古い車体に当たったことはあるけど、情緒を感じるほどに知識がなかった!

次行ったら絶対乗る…乗りたい路線は重慶から遵义までの路線だな〜!共産党が国民党と戦ってた時のいろんな街をゆっくり車窓から眺めたい。

中国国内の「緑皮車」旧式の列車が走っている路線図

中国は、省の境界よりも民族の境界を意識して降りる街を選びたい国だ。
民族分布図も欠かせない。

漢民族を堪能するなら山東。少数民族は雲南と貴州をゆっくり回らせてほしい。
なんでビザなし滞在が15日しかいられないのか…
手に入れたはいいけど、細かすぎて見づらい。

さらには地形図まで意識しておくと、日本では見られないような壮大な風景が拝める。
地形は美食にもつながっている。しっかりと地質・地勢を把握して、そのまちの特産にあぶれないようにしたいもんだ。


パキスタンの路線図

パキスタン行きたい。
なんで行きたいかというと、ここにバーミヤン・ガンダーラの仏教遺跡があるから。

正直いうと2022年になるまで、パキスタンに興味を持ったことはなかった。
バーミヤンといえばアフガニスタン。アフガニスタンはとても危険で、外国人はおいそれと入国することができない。
だけど行きたい…
そんな、ないものねだりの憧憬がつのって、アフガニスタンにしか目を向けてなかったのだ。

けれど、パキスタン。
ここにはイスラム教国家だからこそ無視され、ほっとかれた古い仏教遺跡がゴロゴロあるらしいんだ。
ペシャワール〜イスラマバードあたりはガンダーラ仏教の発祥地一帯だそうで、今でも仏教遺跡が郊外にゴロゴロしているそうだ。

行きたい…

鉄道で行きたい…

けっこう細やかに鉄道網がある。

パキスタン!ちゃんと鉄道があるよ〜!
しかもインダス川に沿って、けっこう大きな町がある!!

いくしかないよね〜〜〜〜〜まったく乗ったことがないし、文字が読めるとも限らないんだけど、どうやらイギリスがインドを統治していた時代の名残で英語は通じるらしい。どうにかボディランゲージと熱意で、鉄道の旅を成し遂げたい。

聞くところによると隣国・イランにまで鉄道が続いていて、ぐるっとアフガニスタンをまわり込むように鉄道旅ができるようだ。

日本から出たら、中国・ウルムチかカシュガルに着陸して入国、
陸路でどっかしらの「スタン」に抜けて、
中央アジアをアフガニスタンに入国しない回り道でぐるっと回り、
最後にまた中国へ入国して、
1ヶ月の観光ビザをとってぐわっと東まで旅をする。
ちょっと香港に出国して、
戻ったら貴州・雲南を回り、
可能なら北上して西南のシルクロードルートで西安に帰る。
そこから日本に帰国してもいいし、
どっかの国で息継ぎして、ちょっと華北回って帰ってもいい。

旅に出たいわあ

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