「なんでもできる」は目指さない

仮に人生を100年とすると、ほぼ半分近くが過ぎたということになる。

最近思うことは、「苦手とかイヤだなと感じることをがんばるのはなるべく減らして、もっと得意とか好きをうまく使っていきたい」ということ。

「なんでもできるマルチな人」を目指すのは、できることとできないことのギャップが大きい私には結構きつい。きついので、莫大なエネルギーを要する。
苦手克服のためのエネルギー漏電を起こすより、もっと省エネでできる得意や好きにエネルギーを注ぎ込もうじゃないか、という話。

今までは、苦手が克服できて逆に得意になれば、それはそれでラッキー、と思っていた。実際、苦手だと思ってたけど、がんばって得意になって、それが仕事になっていることもあるし、それはよかったなと思っている。
でも、人生半分くらいを来て思うのは、そろそろ「できないことはできない」でいいかな、ということ。
できないものはできないし、苦手なんだから、そういう自分それでいいじゃん、と思う。開き直ることも必要だ。

人より上手にできるすごく得意もあれば、誰でもできるようなことなのに壊滅的にどうしてもできない苦手もある。
向き不向きを論じたところでやらざるをえない時もあるけど、どうあっても向いてないことは存在する。

自分ががんばってもできないことをがんばるのも、うまくできないことを人から言われるのにも疲れたし、そのために人にエネルギーと時間を使わせるのももったいないと思う。

その辺の配分をどうやったらうまく変えていけるかなあー、という模索中。

最後まで読んでいただいてありがとうございます! ここで私の言葉をお届けできたこと、うれしく思います。 みちのえみこ