SMART WORKPLACE DESIGN EXPO予習 - 面白そうなセッション -
先日はPre ConferenceのSite Visitsについて予習したので、今回はConference本編のセッションについて予習しメモを残しておきたいと思います。
セッションスケジュールを含むブローシャーはこちらからダウンロードできます。
(おや、サイトの色味が変わっている。。)
Conference本編は2日間で、Day1・Day2それぞれSTREAMと呼ばれるいわゆる一般的なセッションが2系列(STREAM A | Walk the Talk / STREAM B | All About People)、それからMasterclassと呼ばれるコンテンツが2系列(Masterclass A | Performance / Masterclass B | Purpose)、合計4系列のコンテンツがパラレルに走っています。どれに出るのかあらかじめある程度決めておかないと、当日バタバタしてしまいそうので、個人的にこれは見逃せない!というものを以下にメモしておきます。
ちなみに、Masterclassとふつうのセッションの違いが今のところよく分かっていないのですが、ふつうのセッションは30分単位なのに対し、Masterclassは1スロット90分なので、ワークショップ的な内容なんだろうな、と推測しています。ただ、はっきりそう書いてあるわけではないのでいまいち具体的にイメージできず。。今のところ、Masterclassよりふつうのセッションの方が興味深いテーマが多いので、そちら中心に参加することになりそう。
Masterclassの一部のコンテンツ概要はこちらに記載されています。
Day1:How Are We Perceiving Smart Workspace Design?
アジャイルなオフィスとは、フレキシブルなワークプレイスを構築する際なにをどのように順位付けしてアプローチしていけばよいのか、ということを、スタートアップ/大企業それぞれの視点で語るセッションのようです。
Day1:Case Study : The High Performance Workplace
こちらは登壇者が著名建築家ザハ・ハディドの事務所の方ということで、業務にダイレクトに役立つというよりは1建築ファンとしてこんな貴重な機会は逃せない!!ということでちょっとミーハーにチョイスしています。内容は、ZHAが考える未来のオフィスビル・ワークプレイスの話や、実際に取り組んでいる最新プロジェクトの話のようです。
ちなみにザハ・ハディドは新国立競技場のコンペで最優秀賞に選ばれながら白紙撤回された件で日本でも名前が広まりましたね。(もちろんその前から世界を代表する著名建築家の1人でありました。残念ながら2016年に亡くなりました。)
Day1:Case Study : Transforming The Workplace, With A People Centric Mind-Set:"For The People, By The People"
こちらは、Pre Conferenceでオフィス見学に行くダノンのケーススタディということで、前日見た実際のオフィスを思い浮かべながら話を聞くと非常に良いだろうな、と思い選びました。経営戦略や目的に沿いながら、環境やウェルビーイングにも配慮したワークプレイスをどのように作り上げたか、という話のようです。
Day1:Case Study : Efficiency Myth:Calculating Real ROI of Workspace Change
オフィス作りにおけるROIを考える際に大事なファクターにはどんなものがあるのか、といった内容のようです。現実的にオフィス作りを考える際必ず必要になる知見なのでぜひ聞きたいと思いました。
Day1:Case Study : INSIDE/INSIDE:Creating More Sustainable Interiors
サステイナブルなインテリアの重要性や、それを実現するためのツール紹介などのようです。すぐに取り入れられる具体的なTipsなど聞けたらいいな、と思い選びました。INSIDE/INSIDEとは、家具や内装材の環境への影響(負荷)を計算するためのツールのようです。(サイトを見つけたのですが英語版がなく、Google翻訳の日本語を読んだので若干あやふや。。)
Day2:Case Study : Why Even Go To Work?
これはセッションの内容というよりも、登壇者がAirBnBのEnvironments Creative Directorという肩書の方であることに惹かれて選びました。
Day2:Case Study : How an Organization Can Move From Inclusion to Belonging
いわゆる「Diversity & Inclusionって大事だよね」という話ではなく、なぜ今までのやり方ではうまくいかなかったのか、D&I施策の効果はどのようにメジャーできるのか、というような話が聞けそうで興味深いです。登壇者がイギリスの新聞社The Telegraphというのも気になりました。肩書はHead of Diversity, Inclusion & Belongingとなっています。
Day2:Case Study : Olympic House:User Experience at the Centre of the Game
こちらも直接業務に反映できる感じではないかもですが、この時期興味深いテーマではあるし、オリンピック独特の空間に対する考え方などあるのであれば聞いてみたいと思いました。IOCのプログラムマネージャーの方が登壇します。
(ちなみに、セッションタイトルが Center ではなく Centre となっていますがこれはタイポではありません。ヨーロッパはイギリス英語表示が多く、イギリス英語だと Centre と綴ります。在英中、アメリカ英語とイギリス英語の違いが想像よりたくさんあって驚いたことを思い出しました。)
Day2:Keynote : Ecoarchitecture and Ecomasterplanning - Experiments, Theory and Design Ideas
少しスケールの大きそうな話ではありますが、Keynoteだし聞いておこうかと。登壇者がヨーロッパではなくマレーシアの企業の方だというのが興味深い。
Day2:Panel Discussion : How New Ways of Working are Changin the Real Estate Game
オフィス環境における従業員満足とコストをどうバランス取るか、より良いオフィス環境をデザインしつつ不動産コストを下げるのは、といった現実的な話が聞けそうなのでチョイス。
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