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貯金から「知識」へ。~見えざる資産にかえていこう!~【資格編】

おはようございます!
本日は、

貯金から「知識」へ。~見えざる資産にかえていこう!~【資格編】

といったテーマでお話ししようと思います。

こちらの続編になります。
突然ですが、みなさん…貯蓄はされていますか?
実は私、こう見えてお金の管理、メッチャ得意。笑
約5年間、税理士法人・企業経理に携わってきた経歴と簿記2級を保持しています。そんなこんなで5年間で資産を約5倍に増やすことに成功しました。(不動産評価は除く)
前回もお話している通り、私自身あんまり物欲がないんです。笑 高いものが欲しいとか、とびきり贅沢をしたいとも思わない。お金がないときはお金をたくさん持ったら、価値観かわるのかな…なんて想像しましたけど、結論、あまり変わりませんでした。ムダなモノには一円たりとも払いたくないし、必要のないものはいくら安くても買いたいと思いません。むしろその感覚は以前よりも研ぎ澄まされたかもしれません。笑。しかし明らかに変わったこともあります。それは【未来への投資】には糸目をつけなくなりました。「自分を成長させる」とか「将来何倍にもなって返ってくる」とわかれば値段を惜しまず、そしてその場で即決ができるようにないました。これは家族にや大切にしている周囲の人たちに対しても同様です。この思考になってから本当にあらゆることが好転していきました。その使い道のひとつが「知識」です。
知識には税金がかかりません。そして知識は「稼ぐチカラ」となります。ここ重要なポイントですね。今日は『資格』にフォーカスしてお話していこうと思います。


〇大事なのは資格ではなく『考え方』

タイトルに【資格編】とかかれているため、さぞ「資格を取得して将来安泰~!!」みたいなお話になると思われた方、最初にお詫びしますね。はっきり申し上げます。今現在、そしてこれからの未来、これを取ったら一生食べていける。なんて資格は存在しないと、私は考えています。もちろん、税理士のような独占業務が法律上定めれている士業もたくさんあります。しかし…これだけテクノロジーが進化し、情報が溢れ、コモディティ化した昨今。そして人口減少が続くこの国で、資格があっても「お客様」がいなければご飯は食べれません。また、人工知能AIが活躍する未来には人間業務のパイが縮小する業種もたくさんあります。ですからどんな知識を身に着けるかの取捨選択もとても重要になってくるのです。では資格取得はムダな行為なのか…?そんなことはありません。私は資格という「証明書」ではなく「考え方」つまりプロセスが極めて重要だと考えています。ちなみに私は子育て&会社員5年で5つの資格取得しました!【宅建士、簿記2級、FP2級、秘書検定2級、製菓衛生士】

・逆算思考の筋トレ【宅建士】

資格合格を目指す上でもっとも大切なこと。それは合格までのプロセスを創り上げること。つまり合格というゴールから逆算してスケジュールを立てていくのです。例えば私は宅建士という国家資格を保持しています。実際にこの資格に合格するまでのが以下のプロセスです。
①全体を把握する
この試験は【宅建業法・法令上の制限・民法】と大きく3つの分野に項目が分かれています。まずはどれくらいの勉強ボリュームがあるかを把握すること。必要な参考書などを購入し、内容の全体を把握するのです。これがとても重要。いきなり勢いに任して勉強をスタートしてはいけません。
②配分をスケジュールに落とし込む
全体の把握ができたら細分化してスケジュールに落とし込みます。試験日を確認し大体一か月くらいでザックリと配分していきます。宅建士なら毎年10月に試験があるので
6月宅建業法→7月法令上の制限→8月民法→9月~当日まで過去問
こんな形でスケジューリングしました。
➂誠実に実行する
スケジュールができたら誠実に実行すること。これが重要です。変な言い訳をしてこねくり回してはいけません。粛々とスケジュールどおり実行するのです。かならず結果は伴います。実際、私は当時不動産業に従事していないまったくの素人でしたが1年目はわずか1点足らず、2回目で無事に合格することができました。合格率は約15%ほどです。

資格試験を重ねていくとで筋トレのように、逆算思考が鍛えられていくのです。この感覚を取得できたのは私の人生で大きな成果物でした。

・継続するものが勝つ。【簿記2級】

私は税理士法人に勤めていたこともあり簿記2級の資格を保有しています。簿記2級って…けっこう難しいんですよ(;^ω^)私の中では宅建士試験よりも圧倒的に難しかったです。3度目の試験でやっと合格。その時の合格率は約11%でした。この資格の勉強をしていて改めて感じたのが継続の大切さです。当時は勉強する癖がついておらず、また子育てと仕事と両立しながらだったので辛かった。( ;∀;)勉強しなくちゃ…と思いながらも子供を寝かしつけて一緒に寝てしまったり、なかなか毎日継続することが出来ず、週末にまとめて数時間!のようなスケジュールになっていました。しかし2回目の試験も不合格…。心がポッキーのように折れそうになります。( ゚Д゚)カオス!!そこで「何がいけないんだろう?」と立ち止まって考えました。この週末にまとめて数時間勉強する。一見、効率がよさそうに思えるこの方法こそがまさに足を引っ張っていたのです。数日空いて勉強するとかならず起こる動作が「思い出す」です。これがムダなんですね~!人間は忘れる生き物。だから忘れないために毎日コツコツ継続すること。ワーママの私に毎日まとまった時間などとれません。ですから通勤時間、仕事のお昼休憩の30分、寝る前の1時間だけ…スキマ時間を上手に活用して毎日勉強を続けました。その結果3回目の試験で晴れて合格することが出来たのです。毎日コツコツ。回り道のようにみえるこの方法こそが実は一番効率的なのです。

・その知識は誰のため…?【FP2級】

資格に関してもっとも強く感じること。それが「その知識は誰のため…?」です。よく大学生が「とりあえず就職が有利になると思って資格をとりました」と言っているのを耳にします。しかし…その漠然とした相手が見えない知識は、果たしてなんの役に立つのでしょうか?私がファイナンシャルプランナーの勉強を始めたきっかけをお話します。当時、税理士法人の資産コンサルティング部で相続税の仕事をしていました。そこで高齢の婦人がご主人を亡くされ、相続人はご婦人と知的障害のある娘さんが1人。後見人を付けないといけないような状態でした。ご本人もご高齢、娘さんにも相談できないような状況で、ご主人が残されたご資産は株式や収益不動産、保険商品…と種類も様々。ご婦人の不安は相続税の枠では収まりません。これからどうやって収益不動産を継続したらいいのか?売却したらいいのか?株式は今売ったら損してしまうのか?保険商品も種類がたくさんあってわからない…。このような悩みに新米の私は知識がなさすぎて力になることができませんでした。そこで「もっとお客様の役に立ちたい。」と強く思い、その日の帰り道にFP(ファイナンシャルプランナー)の参考書を買いに行ったことを今でも覚えています。ここでも言わせてください。大切なのは資格という「証明書」ではなく、その知識を人のために役立てること。奉仕することなのです。証明書なんてお金と同じただの紙切れ。得た知識を奉仕することで、初めて価値を持たせることができるのです。

〇まとめ

なんだか執筆していて熱い気持ちになってしまいました…笑(;^ω^)
すいません。修造さんの香りがしますね…笑 今、ユニクロのモコモコアウター脱ぎました。笑
これからの世の中、資格さえとれば食いっぱぐれない職業なんてありません。でも…知識をつけるプロセス、その姿勢は永久的に武器になります。その知識をもって、誰かを救えるのなら…人生は豊かになりますから(*^^*)

本日もご一読いただきありがとうございました。


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