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【悲報】新NISAに思うこと:政府からの残酷なメッセージ

おはようございます!
本日は、
新NISAに思うこと:政府からの残酷なメッセージ
といったテーマでお話ししようと思います。

結論から申し上げると…
日本は大変厳しい状況に追い込まれています。
そのため政府が国民を守ってあげれる体力が残っていません。
『自分の身は自分で守ってください』
そう言っているように聞こえてしまうのは私だけでしょうか…


新NISAの概要

①投資上限額の大幅アップ

非課税枠が大幅に増額されます。
一般NISA(年間)120万円→240万円
つみたてNISA(年間)40万円→120万円
合計360万円と大きく拡充。
これ、一人一人の枠なので家族4人なら年間1440万円。
(枠、そんなあっても使いきれまへんっ(゚Д゚)ノカオスッ!!)

②非課税保有期間が無期限に
一般NISAは最長5年、つみたてNISAは最長20年だった非課税保有期間が、新しいNISAでは無期限になり、これまでよりも長期的な投資が可能になります。株式の譲渡(儲けた利益)には約20%の税金がかかりますので非課税の無期限はとっても嬉しいお話です。

ではここから読み取れること。↓


「貯蓄ではなく投資してください」

メッセージその①です。
日本人の個人の金融資産額は約2000兆円。実は日本人めちゃめちゃお金貯めこんでるんですよね。年金をもらっている高齢者の貯め込み確率が圧倒的に高い。しかもこのうち半分約1000兆円が現預金。つまり銀行口座にあずけられ、年間0.02%足らず、すずめの涙の利息を受けとるだけの眠ってしまっているお金。実にパフォーマンスが悪いのです。そのお金を投資して世の中にお金を循環させてほしいという思惑。新NISAで日本企業の株式に投資してくれれば、企業が潤います。そのお金をもとに企業が初期投資をして工場を建てたり、売り上げをあげてくれれば法人税の納税額が増え、日本国が潤う。このプラン自体は良いことだと思います。ただ…日本株ではなく、成長率が見込めるアメリカ等、外国株に流れる可能性は高いですよね。その辺もこの国の課題だと思います。

成長する国に投資したいですよね(´・ω・`)

「年金は期待しないでください」

メッセージその②です。
まさに『自分の身は自分で守ってください』
日本の社会保障費は約100兆円。おもに高齢者の年金、医療費、介護費用に使われています。日本の税収(収入)も約100兆円とちょっと。稼いだ分、そっくりそのまま高齢者に食い尽くされているような地獄絵図です。
しかも医療の発展や食品の品質向上により寿命も延びています。
現在の小学生は約1/2の確率で100歳まで生きる可能性が高いという研究データもあります。つまり今の年金システムモデルは維持できません。
おそらく年金が全くもらえない…とはならないでしょうが、減額、給付の先延ばしは避けられないでしょう。まあ、寿命が延びているのだからあたりまえといえば当たり前なんですよね(;^ω^)
新NISAによって投資を後押しし、資産を増やしてもらう。国は今みたいに高齢者にお金を出してあげられないから、自分でなんとかしてね。早いうちからね。準備してね~($・・)/~~~
これが一番伝えたいメッセージだと個人的には思っています。

まとめ

少子高齢化が止まらない日本。
働く人口は減るのに支えなければならない高齢者は増える。
とても厳しい状況です。
バブル時代は人口ボーナスで普通に働いていれば、給料もあがって将来も安泰でした。うらやましい…
しかし…嘆いていても仕方ありません。
私はプラスに捉えています。だって、厳しい状況だからこそ
「思考しなければならない」
歯磨きのように思考することが習慣になれば十分稼ぐことは可能です。
新NISAは残酷なメッセージではありますがチャンスとも捉えられます。
前を向いて…ポジティブに行きましょう!!

最後までご拝読いただきありがとうございました!



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