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メルカリで稼ぎなさい:子供にもマーケット感覚を【魚をあたえるのではなく釣り方を教える】

おはようございます!
本日は、
メルカリで稼ぎなさい:子供にもマーケット感覚を【魚をあたえるのではなく釣り方を教える】
といったテーマでお話ししようと思います。

ある日、中学2年生の長男が
「ギターがほしい」とねだってきました。
調べてみると4万円ほど。高額です。
簡単に買ってあげるレベルではありません。
そこで私は…「自分で稼いで買いなさい」とメルカリで商品の販売を勧めました。
私自身、メルカリを頻繁に活用しているので利用方法を教えることは可能。(また別の回で私自身のメルカリ活用法は発信しようかと思っています。)

子供のみならず…大人でさえもメルカリは「マーケット感覚」を養うには最高のコンテンツ。
我が家で試している子供に伝えるマネーリテラシーをご紹介したいと思います。


マーケット感覚を身につけよう。

私が大好きな社会派ブロガー、ちきりんさんの書籍です。

皆さんにもぜひ読んでいただきたい。
そしてこの「マーケット感覚」を身につけるのは早ければ早いほどいい。
小学生に上がる前だって早すぎることはないのです。
『投資の神様』ウォーレンバフェットは6歳にしてチューインガムやコーラの販売を始めるなど、幼くして自分でお金を稼ぐ実体験をしています。
商売の基本は「安く買って高く売る」
そして「どうすればより高く、より多くの人に、たくさん売ることができるか」トライ&エラーを繰り返していたんですね。
もう一つ大事なこと。それは
「お金は汚いもの、お金儲けは悪人」
といった日本の昔ながらの呪縛を早いうちからとっぱらう。これも重要な目的です。
お金事態には価値はありません。紙切れです。
しかし選択肢を広げたり、人を助けることができる大切なツール。
汚いものなんてとんでもない。
そしてお金持ちと呼ばれる著名人たちはたくさんの雇用を生み出し、人々に住まい(不動産)を提供し、そして莫大な税金を納め、世の中のインフラを支えてくれているのです。お金儲けは悪人なんてとんでもない。
このような根本を理解した上で、メルカリでどのように稼いでいくかをみていきましょう!


・商品を決める(コストの視点を養う)

まず何を売るのかを決めます。
当たり前のことなんですが、商品を決めるのもセンス。なんだって言い訳じゃありません。
例えば家に大量にトイレットペーパーがあるからコレを売ろう!!
もちろん、ダメとは言えませんが「稼ぐ」を目的にするならゴールへの最短ルートとは言えません。
なぜなら
・そもそも売価が安い。
・かさばるため運送コストがかかる
・利益率が低い
つまり、利益からコストを差し引いて粗利が幾らになるかをしっかりと計算することが大切です。
そして忘れてはいけない最大のコスト。それは「人件費」意外と見逃しがちなので要注意です。自分が商品を発送するまでにどれくらいの労力がかかっているのか、時給1000円以下の仕事になっていないか?自分の時間は一番チェックしなければいけないコストなのです。
息子は以前購入した、今ではまったく遊んでいないswitchのゲームソフトを販売することに決めました。

・市場を観察する

商品が決まったところでどうやって売るのか?
一番の悩みどころは値付け。
そんな時は…

①売りたい商品を検索
②絞り込み→販売方法→「売り切れ」
 販売実績(販売価格と販売日)をチェック。
➂絞り込みの売り切れチェックを外す。
 現在の販売状況(在庫)チェック。
以上の工程で市場をリサーチ。販売価格を決めていきます。ポイントは「需要と供給のバランス」
実際に買った当時の値段にとらわれて価格を決めてはいけません。
市場に出回る数が少なく、ほしい人が多ければ価格は上昇します。
ですから出品の前にかならずこの市場をリサーチが大事。長男にもここは何度も何度もしつこく伝授しました。それくらい大事。

・サステナブルな考え方

最後に…伝えたいこと。
それはモノを生き返らせてあげる素晴らしさです。
長男のゲームソフトは無事に完売。およそ5枚ほどが新たな持ち主の手に渡りました。それまでは遊ばれることなく眠っていたゲームソフト。それがまた誰かを楽しませてくれます。
これってけっこう、素敵なことではありませんか?
こういったサイクルによって、過度なモノの生産が減り、CO2の排出を抑えることができます。1人の行動は小さなものですが大切なのは「考え方」長男にもしっかりと伝授しました。

↓建設混合廃棄物を再利用して素敵な作品を創り出すクリエイター原徹さん

まとめ

子供だからマーケット感覚なんてまだ早い…
いえいえ、とんでもない。。早いにこしたことありません。
欲しいものを買ってあげることも愛情表現の一つですが、
【魚をあたえるのではなく釣り方を教える】
これも立派な愛情表現。
彼らが未来の経済を担っていくわけですから…たくましく育てていかなければなりません。
あ、ちなみに…長男のギターはどうなったかというと…

「ベンベンベンベ~ん!!♪♪」
と毎日なんとも絶妙な音を奏でております…。(がんばれっ!そしてちょっとは勉強してっ!!)

最後までご一読いただきありがとうございました!

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