フジロックに行ったカメラ女子 028

実は昨日の寝ている間、斜めなせいで体がずり落ちて、夜中に何度も目が覚めた。
このせいもあってか、この日は眠くてたまらなかった。
まだ人もそんなに多くないグリーンステージで、 とりあえず乾杯とばかりにビールを飲んで、心地よい風に吹かれながら、自分のこれからのことを考えていた。
怒髪天を10~20分くらい観てからレッドマーキーに移動した。
徒歩での移動中、 MCでの北海道ネタやちょっとした北海道のイントネーションを感じると笑ってしまう。
決してバカにしている訳ではなく、同郷ゆえの面白みのようなものを感じてしまう。
「おはようと共に」ときたら、道民の大半の人はみな、歌い出すだろう。

レッドマーキーでTempalayを観ようと、後方にイスを置いて観た。
観ていたというより、聴いていた。
いや、結果として聞くことになってしまった。
Tempalayの緩やかな音を聴いていると、つい眠気がさしてきてしまった。
「どうしよう」を生で聴けて、嬉しさとともに、少し覚醒した。
体を揺らしたくなる音楽である。
時代がそうだからなのか、私の好みが年季を帯びてきたからなのか、ゆったりした曲も好むようになってきた。
大変申し訳ないことに、眠気とたばこの煙への嫌悪感から、途中で移動してしまった記憶がある。
その後はずっとグリーンステージの原っぱで、寝ているかぼーっとするかして過ごしたように思う。

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