ライターの仕事で「ここが大変！」って思ったこと

ライター生活が2か月を経過し、ライティングの流れにも少しずつ慣れてきました。

そうは言っても文章力にはまだまだ自信がないので、「これで大丈夫かな……？」と毎回ドキドキしながら納品しています。

もともと文章を書くことは好きです。

大学時代は文学部だったのでレポートもたくさん書いたし、ここ数年は個人的にブログやTwitterで発信をしていました。

もとから文章を書くのが好きな私でも、ライターの仕事を2か月間やってみて「大変だなあ」って思うことが何度もあります。

そこで今回は、実際にライターをやってみて大変だったことについて書きますね。

ライターを始める前のイメージ

まず、ライターを始める前はこんな感じの印象がありました。

・執筆だけに集中できる
・好きなジャンルの記事だけ書ける
・エッセイのようにのびのびと書ける

いや〜過去の自分にパンチしたいです（笑）

ライティング以外にもやることはあるし、がっつりマニュアルがある案件も多い。

サイトにもよりますが、エッセイのように自分の気持ちや経験を書かないほうがいいときもある。

ライターの仕事はクライアントの要望に応える、読者が最後まで読みたいと思う記事を書くなど、のびのびと書くのは難しいときが多いと思います。

これからライターを始めようと思っている人を、がっかりさせてしまったらごめんなさい。

でもやる前に知っておいたほうがいい情報も、正直に書こうと思います。

大変なところ①良い案件を探すのが大変

ライターをやっているなかで、案件探しが大変だと感じる人は多いはず。

特に始めた直後は書きやすい案件がまだ分からなかったので、探すだけで時間がかかっていました。

今は応募する基準ができてきたので、少しは判断が早くなってきたかな。

私が案件を探すうえでチェックしているのは

・文字単価は1円以上か
・書きやすいジャンルか
・納期はキツくないか
・勉強になるかどうか
・作業の工程が多すぎないか
・プロフィールを載せてくれるか

これらが何個かクリアしている案件に応募するようにしています。

でも「この案件は良さそう！」って思い応募したら意外と作業工程が多くて、1回で終了させてもらったことも。

なかなか良い案件に巡り合うのは難しいなと感じました。

大変なところ②受注〜納品までの作業が多い

案件によって異なりますが、受注→納品するまでの作業が多いのも大変だと感じている点です。

たとえば私が持っている5000字の案件では、以下の作業が発生します。

1.構成（タイトルや見出し）をつくる
2.リサーチする
3.執筆（5000字）
4.画像の選定、貼り付け
5.納品、報告

上の作業を3〜4日に分けていて、トータルにすると7〜8時間はかかります。まだリサーチや執筆に時間がかかっているので、早い人ならもっと早く納品できるかも。

でも実際にやってみると、「執筆以外の作業多すぎー！」ってなりました（汗）

効率の良さを重視するなら、執筆のみの案件を受注するのがおすすめです。

大変なところ③苦手なジャンルを書くこともある

ライターをしていると、ジャンルの壁が立ちはだかるときがあります。

案件探しの時点で「どんなジャンルの記事を書くのか」を詳しくチェックしていますが、それでも実際に書き始めると筆が進まないことも。

私は映画のあらすじ&見どころを書くのが苦手です。

エンタメ系のライターを名乗ってるのに（笑）言い訳をすると、何回も見た映画なら書けるのですが、過去に1回見ただけでは詳しく覚えていないっていうのが理由です。

だから結局は、あらすじやネタバレの記事を読まないとなかなか書けません。

今後は、映画の案件は避けるor何回も見ている映画だけ引き受ける、など対策しようと思います。

大変なところ④案件によってはマニュアルが厳しい

初めてのクライアントさんの案件を受けたら、まず始めに読まなければいけないのがマニュアルです。

特に始めたばかりの人は執筆に不安があると思うので、指示書があると安心しますよね。ただ、案件によっては厳しすぎるマニュアルが存在することも。

過去に通過した案件では、20ページを超えるマニュアルを渡されました。

おすすめ商品を紹介するサイトだったのですが、商品の選定方法だけでなく、文章の書き方について文字がびっしり。

ちなみに募集ページには「求める人︰マニュアルを守れる人」と書いてありました。

でも、さすがに20ページを読む気になれない、と思って契約する前に辞退。ほかに辞めた理由としては、先方の連絡が遅くて不安になったからというのもあります。

ライターが好き勝手に書かないために、マニュアルは必要。

ただ厳しすぎて執筆に影響するくらいなら、ほかの案件を探すのをおすすめします。

ライターは大変だけど楽しいことも多いよ！

簡単にまとめようとしたのに、書き出したら止まらなくなりました（笑）

ライターは大変なこともありますが、「文章を書く&読むのが好き」「1人でもくもくと仕事をしたい」人には合っているんじゃないかな。

私はこのタイプなので、今のところヒイヒイ言いつつも楽しみながら続けられている感じです。

ライターの楽しい部分については、また別の機会にでも。

今回の記事を読んで、共感したり少しでも参考になったりしてもらえたら嬉しいです。