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責任放棄?各地の焦燥感に我関せず…

連日、勢力を増して感染が拡大している。
この猛暑の中、さらに病と闘っている方々は本当に大変だろうと、しみじみ思わずにいられない…
薬もないのだから、その不安はひとしおだろう。

医療現場は、逼迫している。
感染拡大により、患者が急増していることで、不眠不休の体制が続く…
しかしながら一般的な病状の患者は受け入れが出来ないため、
本来の経営が成り立たず、資金難に陥っている病院が数多い。
ボーナス支給が見送られたという大病院も一つや二つではない。
涙ながらに会見を開いていた病院も実際にあった。

にも関わらず、表立った資金対策はいまだ進んでいない!

教育現場では、少なくなった夏休みに子どもたちは文句も言わず…
猛暑の中で、クーラーもない教室で、
うだる暑さの中でもひたすら、授業の詰め込みが行われている。

学校現場は、二転三転する情勢や各地ごとの教育委員会の指針とやらで、その都度行事を練り直し、打ち合わせ、同じ話し合いを何度も繰り返し、業務は滞る。
しかも降ってわいたオンライン授業化に、研修や環境整備に追われる。
夏休みも少ないため、残務をこなす時間はひたすら削られる一方で、
1日10時間、ひどいときには12時間を超える労働で、働き方改革とやらは遠い歴史の物語だったかと錯覚する日常。

予算をつけて、後は丸投げ…で、生徒も教師もひたすら疲弊。

4月、5月とは比べ物にならない人数と勢いで感染は拡大している。
三大都市圏を中心に、確実に勢力を強め、各自治体・首長が躍起になって対応や対策に頭を悩ませている。
人の流れが出たことによって、南の島々でさえ例外ではなくなってしまった!

どう考えても必死になっているのは、
各自治体のトップたち。
政府は、一体どこに消えたのか?
日本の政治機関は業務停止でもしているのかと、疑いたくなるほどの存在感のなさ…。
日本政府から、全く、何の危機感を感じないのは私だけ?

あの、
4月、5月のパフォーマンスはなんだったのだろう?
第2波を受けた北の大地の若きリーダーが、いち早く決断した『臨時休校措置』。世論に乗っかろうと便乗して、とってつけたような『全国臨時休校』これによって、いち早く休校を決断していた北の大地の学校現場は大きな煽りを食らった。

またしても、
一自治体の若き知事が、
『緊急事態宣言』をやってのけると、慌てて、何の見通しもない、あやふやでてんやわんやな『全国緊急事態宣言』を打ち出した。

これによって、なんの策もないまま、自粛を余儀なくされた企業、飲食店、等々は廃業に追い込まれたものも少なくない。

“必死ですアピール”だったのか…?
あんなに登場して、結果失言を繰り返していた記者会見もぱったり見なくなった。
かき回すだけかき回した後は、丸投げ…我関せず…ということか?

予算が底をついたのか?
結局、寄付されるはめになるマスクやら、
赤子の果てまで一律支給された10万円など、
愚策に金を使い込み、
一番必要としているところに予算は十分に充てられず、
具体的な法案も、国難をむかえながら何も打ち出せない、この体たらく…。

とりあえず、高みの見物を決め込んだというところか?

愚策に使ったお金は結果は税金として、我々から絞り取られていく。
次の世代に負担を背負わせることになる。

今のこの、国の危機的状況に、
国の政治機関が、何の役にもたたないのであれば、いっそ行政機関は地方分権化してしまうのも、手ではないか?

また、
とあるアナウンサー・タレントのF氏がある番組で
「有給休暇、ボーナス満額支給の業界がどこにある」と、閉会続きの国会をさして発言していたが、
まさに!!
何もしないならボーナス返納で、その分をしかるべきところに回してほしい!

若き知事ですら、
自らのボーナスをカットして返納していたが、何でも真似していた割りに、そこは真似して取り組まないんだ…と、改めて政府の責任感のなさを痛感している。