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なぜ、学校が閉じられない?


昨年より、事態の深刻さが露になっている。
感染者数はとどまることを知らず、
危機的状況が続き、医療関係者の悲鳴が聞こえるなか、なぜ、学校が休校にならないのか?

緊急事態宣言とやらを受けて、
飲食店、宿泊施設、関連業者は軒並み休業に入った。生活や経営を考えた時に、この宣言は明らかに先の見えない、破滅的な事態だったに違いない。
どこもかしこも、苦渋の決断だ。

だけど、学校は閉まらない…。

感染者が出たら学級閉鎖。
クラスターが各地で、
学校単位で発生している中、日常的に学習活動が行われていることに謎しかない

昨年は、何の前ぶれも、準備も予告もない中、突然の一斉休校に子どもと現場が血と汗と涙を流した。大混乱の丸投げ状態。
子どもたちにも消えない傷を残した。
それでも強行して学校を閉じきったのに、今やクラスターが出ようが、過去最高記録が続こうが、変異株が猛威を振るおうが、
普通に教育活動も部活動や大会も続いているこの不思議。

そして、学校クラスターから家庭内感染へ。
さらに職場へ。という悪循環…負の連鎖が止まらない。
でも、感染するまでは放置。
感染者出た時点で対策…。
子どもと、学校教職員は命懸け。
特に学校教職員は、こんなリスクを抱えて働いているのに、
感染したら、悪の手先のように報道や保護者から叩かれる。
一体、何のために昨年はあんなに強行的に臨休にしたのか?
何のために、今学校は閉じずに普通に動いているのか?

昨年との、この極端なまでの対応の違いは何なんだ?
何がしたいんだ、日本は?