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【フレアのJavaScript入門記4日目】データ型って?

こんにちは、フレアです。
前回までで、変数の使い方と使い分けについて勉強しました。
今回からは、新しい章に進みます!


プログラミングで扱う値には、いくつか「型」のようなものがあり、それらはデータ型と呼ばれています。今回は、初学者が覚えておくべき5つの型について勉強していきます。

ちなみに、それぞれのデータ型を調べてコンソール表示するためにtypeofという便利な演算子があるので、それも合わせて使っていきます。

5つのデータ型

数値型(Number)

読んでそのまま、数値を表すデータ型。
なお、文字列のように「'」で囲んでしまうと(例:'1900')数字そのものを文字列として認識する。

console.log(typeof 1900);

number // 実行結果(1900のデータ型は数値型である)

文字列型(String)

これまた読んで字の通り、文字列を表すデータ型。
JavaScriptでは文字列は「'」(シングルクォーテーション)または「”」(ダブルクォーテーション)で文字を囲むことで表現する。

console.log(typeof 'food');

string // 実行結果(foodのデータ型は文字列型である)

論理型(Boolean)

おそらくこれがデータ型のミソの一つ。

例えば、「あなたは18歳以上ですか?」という質問があったとする。これには「はい」「いいえ」の2通りの回答があり、それぞれ「はい(真)」と「いいえ(偽)」を表すのがtrue(真)false(偽)という特別な値。

これらをプログラミング界隈では真偽値(論理値)と呼び、Booleanというデータ型で表示される。
なお、これも「'」(シングルクォーテーション)で囲むと文字列化する。('true')

console.log(typeof true);

boolean // 実行結果(trueのデータ型は論理型である)

まだJavaScriptの知識がない当時でもたまに見かけていたのが、「AがBより大きい場合」や「A=Bであるならば」のようなif文の関数。これに対して帰ってくる答えが論理型データというわけである。

console.log(7 > 5);

true // 実行結果(7 > 5は真である)

Null型(空っぽ)

Null型にはnullという特殊な値1つしか存在しない。値として確かにそこに存在するけど、中身は「空っぽ」ですよということを表している。
なお、typeofで調べるとobjectと表示される。

console.log(typeof null);

object // 実行結果(nullのデータ型はobjectである)

Undefined型(存在しない)

これもNull型と同じくundefinedという特殊な値1つだけのデータ型。そもそも「存在しない」ことを表す値。

変数の話に戻るけど、初期値を設定せずに変数を宣言して値をコンソールに表示すると、undefinedになる。これは、変数箱の中には何も存在しないためである。

let food;
console.log(food);

undefined // 実行結果(foodには値が存在しない)

checkテスト【データ型】

Q1.文字列を表現するために何の記号で囲う必要があるか?

「'」(シングルクォーテーション)もしくは「"」(ダブルクォーテーション)

Q2.論理型では二つの特別なデータで表示される。なんというデータ??

true
false

Q3.データがない状態を表現するデータ型2つは何か???

Null型
Undefined型

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