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『Chapeau Breton paille ブルトンの麦わら帽子 』
No.008
🖼絵画の中の帽子🎩🎓👒
『Chapeau Breton paille ブルトンの麦わら帽子 』
![](https://assets.st-note.com/img/1665215898061-HYAGHWTMlQ.jpg?width=800)
この絵は、エミール・ベルナール『 レ モワソヌーズ 収穫者 』
背の高い小麦畑で大鎌を振るうブルターニュの農業生活の収穫風景を描いています。
エミール・ベルナール1868年フランス🇫🇷リール生まれのポスト印象派の画家。
Bretonは🇫🇷ガレット料理やシードル、ゲランドの塩などでも有名なBretagne ブルターニュ地方の農業労働者が伝統的にかぶっていた麦わら帽子に由来します👒
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丸いクラウンと深いつばが上向きになっていて、頭の後ろに向かって傾けて顔が出して着用するタイプの帽子です。
日本では、昔からフロントブリム(つば)が上に反り上がった形のものも、ブルトンと呼んでいます。
Bretonは1960年代に人気が復活、著名人たちがファッショナブルに着こなしました。
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特に英国では1966年タイムズ紙のファッション編集者であるPrudence Glynn プルーデンス・グリンが、公務の夏のイベントでの「ユニフォーム」の一部としてそれを選び出したほど、ブルトン帽子の人気は高かったようです。
先日エリザベス女王のプラチナジュビリーの際にも、麦わら素材ではありませんでしたが、女王が被っていたのはパウダーブルーのコートとお揃いのBreton ブルトンでした。夏の公務の際はこのタイプの帽子を被っているお姿をよく見かけます。*Halo hat、後光のさす帽子とも呼ばれています。
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