【秋分の日】無いより有るを大事に
私は「ゲームをやりだすと止まらない子ども」であった。
ドラクエのやり過ぎで親によく〆られ、その情熱をどうしてエレクトーンの練習に回せないのかと責められたが、そんなのこっちが聞きたいくらいだ。ちなみにその巨体は、いまだ実家のど真ん中にあり、私に圧をかけている。二フラム‼‼‼ エレクトーンには効かないようだった。
さて、そんな私も大人になり、ゲームの類とはきっぱり縁を切ったたつもりであったがなんと今月。某電力会社のアプリ内にあるパズルゲームにはまってしまった。
慣れないものだから全然進まない。いたずらに減るハートマーク残機。電気料金と一括で課金できないのか調べたりもした。興味のあることなら必死である。
だが。なんと。地道に毎日やっているうちに、
「完璧を求め、イライラしても仕方ない」「ひとつでもうまくいったら、それを喜び、感謝しながら楽しんだ方が幸せなのでは?」と閃いた。
繰り返すがこれは、風呂であそんでいたスマホゲームの話である。
でもこれが「心地よく、幸せに暮らす」絶対的なやり方だと思う。
「完璧を求め過ぎない」「感謝する」、こういうのは誰かに教わるより、自分で体験して、日常の中から「自分で気づく」ほうがよっぽど、身に付くのである。無駄なことなど何もない。エレクトーンだってわかってくれる。
ゲームに時間を奪われたのでなく、この生き方に気づくための「必要なステップ」だったのではないか。みなさんも、ぜひゲームde覚醒してください。たまには「まわり道」もいいもんですよ。急がば回れっていうものね。
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