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司法試験の万年筆、カクノで十分じゃない?その2

新しい万年筆を買ったので、先週に引き続き万年筆のことを書きます。

今回比較するのはカランダッシュ849とセーラープロギア

前回の記事で比較しなかったカランダッシュと新しく買ったセーラーの万年筆を比較します。

カランダッシュ849の字幅はM(中字)、セーラーのものはプロフェッショナルギア(以下プロギア)のペン先21金で字幅はMF(中細)です。

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カランダッシュは長時間筆記、長文筆記にオススメできないと思いました。

持つところが細いんですよね。だから親指、人差し指が疲れてきます。私が持っている万年筆の中で一番長時間書くのがつらい。そして書き心地が悪い訳ではないんですが、私が持ってる万年筆の中では一番好きじゃない書き心地です。デザインや軸とキャップの素材は好きなんですけどね〜。

そして、セーラーのプロギアですが、もうこれは最高です。お金に余裕があるなら是非ともオススメしたいです。書き心地も書きやすさも最高。さらに持っていても疲れない!(プロギアのペン先は14金のものもあるので、それだとまた書き心地が変わるのかな、と思います。)

前回、LAMYサファリとペリカンスーべレーンは書き心地はいいけど、持っていると指先が気になってくると書きましたが、そういうこともないです。

プロギア、買ったばかりですが、私の持っている万年筆の中で総合評価No.1になりました。

カクノの字幅

カクノの細字も買ってみました。

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やっぱり細いと漢字を書いたときに線と線がくっつかないので、見やすくなるかなと思います。

でも極細字、細字は書いていてカリカリ感を感じます。極細字は特にそうです。これが好きならいいんですけど、個人的には引っかかる感じが長時間筆記に向かないんじゃないかなぁと思いました。

細字、極細字のカクノは微妙かも

カクノ細字を使ってみて思ったのは、細字の万年筆を快適に長時間筆記に使いたいならパイロットのカスタム74とかの方がいいんじゃないかな、と。

カスタム74は試し書きしただけで持っていないのですが、細字なのにあまり引っかかった感じがしなかった記憶があります。

でも、国内メーカープラチナ万年筆の同価格帯の3776センチュリーは結構カリカリしたので、3776センチュリーならカクノでいいんじゃないかって思っちゃいます。

カスタム74、3776センチュリーと比較されるセーラーのプロフィットスタンダードは触ったことがないのでわからないですが、以下の動画を見る限りだとプロフィットスタンダードも良さそう。

ってことで、細字万年筆になると、「万年筆 司法試験」で検索して出てくる意見と変わらなくなるという結果になりました。

結論、カクノは中字がいい

前回の記事同様、司法試験の論文試験で万年筆使用を考えている方は、まずはカクノ中字を試してみるといいと思います。

カクノで物足りないなら、1万円くらいのペン先が金製のものを使ってみるといいんじゃないでしょうか。

高い万年筆は書いていてめちゃくちゃ気持ちがいいので、つらい受験勉強を少しでも楽しくするなら高級万年筆を手に入れるのもいいと思います!

以上、私の意見・感想でした。

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