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準備

何かを行う時、時間をかけてじっくり準備が出来ていると良い結果が出る。何をするのか、いつまでにするのか、必要なものは何か、どうやって進めるのか、そういったことをきっちり決めてからとりかかると上手く行く。

改めて文字にしてみると至極当たり前のことで、そんなことは当然わかっていると皆言いそうである。だが、実際にはどうであろうか。わかっていると言いながら、充分な準備が出来ておらず、事を進めてみると足りないものやわからないことがぼろぼろ出て来て、結局、終わってみると満足できない結果になっていることが多いのではないだろうか。

僕自身、振り返ってみると、仕事でも私事でも「上手く行った」と満足の行く結果が出た時は本当によく準備が出来ている。まず、スケジュールに余裕をもたせて事にかかっている。思いつきで始めたり、時間も無いのに慌てて始めたりしていない。当然、何をやりたいかという達成目標もきっちり決めているから、いつまでに出来そうかという目算も立っている。時間の取り方に無理がない。何がやりたいかがはっきりしているから、必要なものについてもわかっている。最初にこれをやるからこの道具が必要だ、こういう作業をするからこういう情報が必要だ、といった風に事を進めて行く上で要るものが用意できていて慌てることがない。必要なものがそろっていると時間だけでなく心に余裕もできる。集中して事にかかれる。さらに、どうやって進めるかという段取りをしっかり考えているので、無駄に準備することがない。不要な道具や情報をそろえるのに無駄な時間を費やすこともない。スマートにシンプルに全体の作業を終えている。

本当に改めて書いてみると当然のことなのだが、いつもいつもこういう風にきっちり事を進められているわけではない。頭ではわかっているのに中々実行できない。
何か事が終わった時に、上手く出来た、スマートにシンプルにやり遂げられたと思える様に、いつも充分な準備をするように心がけたいと思う。

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