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すべては、明日一歩を踏み出すためのエネルギーとなるように

今すぐじゃなくてもいい。少し考えてからでもいいんです。ちょっとだけ前に踏み出してみようかな…と思えるような…そして、もう少し進んでみようかな…と思えるような…そんなかかわり方を目指しています。

子どもが歩けるようになり、外側の世界に興味を持ち、お母さんからちょっと離れては振り返る…その時ににこにこと「大丈夫!お母さんはここにいるからね」というメッセージを伝えていると少しずつ遠くまで行けるようになる。そんな様子に少し似ているかもしれません。

現代はなにかと「自己責任」なんて言葉が出てきます。自分で考えて、自分で努力して、自分で行動して、そして失敗も自己責任…ちょっと殺伐としたものを感じます。
でも、そんな風に育てられてきているのでしょうか?

キャリア教育の授業で中学生に必ず話す言葉があります。

「皆さんは、今やるべきことや課題が決められていますね。
やるかやらないかは自分次第ですが、親や先生から「やりなさい。」と言われていることがありますね。
そうです、勉強です。
これは上の学校へ行ってもやっぱり親や先生から課題となるものを決めてもらって学生生活を送ります。
ところが、就活は違うんです。急に『ハイ、自分で考えてやりなさい。』といわれるんです。
その時に『え?全然考えてなかった。』となると、何をどうしたらよいのかがわからなくなって身動きできなくなります。
これはつらいし時間ももったいない…だから私は、皆さんの年齢から職業について知ってほしいと思って、お話をしに来ています。」

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