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八王子果物時計草

今日は「イートローカル探検隊」の記録係として、八王子パッションフルーツでおなじみの浜中園さん(八王子市犬目町)へ。(個人的にもとても楽しみにしていた農家さんでした)

パッションフルーツの収穫が「完熟して自然にポトリと地面落ちたものを拾う」とは、知りませんでした。

実をナイフで割ってスプーンですくっていただいたときの、一瞬にして口の中に広がる香り、目が覚めるようなフレッシュな甘酸っぱさ。種をパリッポリッと噛んだ時の食感の楽しさ。夏の終わりの疲れが吹き飛ぶ美味しさでした。
いただいたババロアもシフォンケーキも絶品でした。ごちそうさまでした!

探検隊の向こうで、浜中さまのお母様がてきぱきと「ささげ」の天日干しや袋詰めをなさっている姿が、なんとも素敵で思わずお声がけ。

「わたしね、息子と競争してるの。どっちのパッションフルーツがおいしくできるか。パッションフルーツはね、人間と同じなのよ。皮がしわしわになったときが一番味わい深くて美味しいの。わたしみたいにね、ウフフ。」と、チャーミングな名言にもズキュン。

パッションフルーツの和名は、果物時計草。葉っぱの間にお花の名残のある小さなぷっくりかわいいバルーンのドレスを着た妖精(のような実)を発見。今回はお花を見ることができなかったので、またいつか咲いているときにお伺いしたいな。

浜中俊夫さま、おいしく豊かな時間をありがとうございました!

Written by 大森ゴハン

(追記)
●パッションフルーツの浜中園さんのWEBサイトはこちら。通販も。浜中さんいわく、よく冷やして食べるのがポイントとのことです。

● 八王子では、13軒の農家がパッションフルーツを栽培、特産化を目指しています。
● 市内の飲食店やケーキ店でも、パッションフルーツが活用されていますよ!旬は8月はじめから9月上旬まで。

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