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大きなひとりごと

誰も聞いてなくても構わないのスタンスで
大きなひとりごとをつらつら書いてみようかな、と。

主に自分の思い出話だったり、好きなもの話だったり
読んでもつまらなそうな日常の話だったり。
暇つぶし程度にお付き合い頂けたらいいな。



コンビニでアルバイトしていた学生時代。
いつも同じガムとタバコを買う歳上のお兄さんがいた。


他愛のない話をたまにしてくれて
ある日引っ越してしまうからと連絡先をもらった。

話し方や顔がタイプだったこと
好きな音楽が似てる人だったことに惹かれて連絡を取り合うようになった。

その人と初めてデートした時に1枚のCDを貰った。
それがNICO Touches the Wallsの梨の花だった。


歌詞がストレートすぎるくらいの愛の歌。
でも、この歌を聴かせたいと思ってくれたことが
当時の私にはめちゃくちゃ嬉しかった。


色々事情がありすぐに付き合う形には至らず(長くなるので割愛)
それから5年後くらいにその人は私の恋人になった。

恋人になってから聞いた話。
いつも同じガムやタバコを買ってたのは
私に存在を覚えて欲しかったからだって。
なんかくすぐったいけど、物凄く嬉しかったな。

もう別れてしまったけど
彼とのそんな思い出はずっと覚えてる。

自分の人生のブックマークみたいな音楽。
きっと、みんなもあったりするのだろうな。

いつかそっと、聞いてみたい。

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