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愛と技術

私が幸せにしてあげる 梨泰院クラスのイソが想いを寄せるパクセロイに言うこの言葉がとても好きだ。 こんなに自信満々に言えてしまうのも 自己肯定感が高くないと難しいだろうし わたしなんか…と思う以上に 努力して自分を高めようとする人は そもそも魅力に溢れてると思う。 思い返せば、 幸せになりたいと思ってた頃 自分を幸せにしてくれる人を探していた。 自分が相手を幸せにするのではなく、 自分を幸せにしてくれる人を探す癖があった。 そんな風に他人任せに幸せを待ってると 一時的に幸

    • 燦々

      旦那さんとは 当時流行っていたmixiというソーシャルネットワークで知り合った。 好きな音楽が似ていたことがきっかけで 気が付いたら8年近くもやり取りをしていた。 疎遠になることが多いSNSの世界でこんなに続くなんて珍しいよなと思う。 お互い恋人がいたこともあり、 友達以上になることはなかった。 そもそも、住んでる場所も離れていたし 会うことにも至らなかった。 ただ、他の人と違ったのは 人には言えないような 人生のあれこれを唯一話せる人だったということ。 顔も知らない、

      • 今日も僕らは胡座(あぐら)をかく

        好きと言っても ありがとうとしか返してくれなくなった日。 なんとなく察する予感は的中したりする。 好きかどうかがわからなくなった。 玄関先で言われた彼の気持ちはこうだった。 当時、東京の狭いワンルームで 8年付き合ってた恋人と同棲していた。 指輪と共にプロポーズされたのもあり あとはこのまま結婚していくのだろう、、、と左手に光る指輪を見ながら ぼんやり将来を思い描いていた。 彼は出会った頃から 何をするにも一番の優先事項が私になっているような人だった。 でも、それが

        • メメントモリ

          メメントモリ ラテン語で いつか自分が死ぬということを忘れるなという意味を持つ言葉。 この言葉を知ったのは藤原新也さんの 『メメント・モリ』という本だった。 生きてると自分が想像もしなかった 大きな悲しみがやってくる時がある。 それに耐える事が出来なかった私は どんどん自分を追い詰めるようになり 不幸な思考へと導くのが癖になっていた。 当時そんな自分を支えてくれたのは家族でも恋人でも友人でもなく ライブハウスで知り合った人だった。 自分の事をよく知らない人の方が話し

        愛と技術

          大きなひとりごと

          誰も聞いてなくても構わないのスタンスで 大きなひとりごとをつらつら書いてみようかな、と。 主に自分の思い出話だったり、好きなもの話だったり 読んでもつまらなそうな日常の話だったり。 暇つぶし程度にお付き合い頂けたらいいな。 コンビニでアルバイトしていた学生時代。 いつも同じガムとタバコを買う歳上のお兄さんがいた。 他愛のない話をたまにしてくれて ある日引っ越してしまうからと連絡先をもらった。 話し方や顔がタイプだったこと 好きな音楽が似てる人だったことに惹かれて連絡を

          大きなひとりごと