後付けでもこじつけでもいいから、出来事に意味を見出してみる。それを運命という。 それだけで、人生はドラマチックになる。
冷たい風の傍ら 陽気な木漏れ日が見え隠れ モコモコダウンは脱ぎ捨てて ドライな表情のニットを身にまとう
カップをソーサーに戻す時の「カチャリ」という音。 持ち手から伝わる陶器の温度や厚み。 五感がチューニングされていく感覚。
ハンターハンター、寄生獣。漫画だとこの2作品は毎年必ず読み返している。 設定とかバックボーンとか作者のこととかほとんど知らないけど、読んでない時でもふと、漫画のワンシーンが想起されることがある。 そういうふとした積み重ねで、豊かさを提供してくれる。 そんな作品が、自分にとっていい作品なんだと思う。 「 乾杯しよう、乾杯しようじゃないか。人間というものに。 膿むには長く、学ぶにはあまりにも短い時の流れ。 命など、日と地と詩とで、満たされるものなのに 」