2022年10月29日

目が覚めたと同時に首後ろの痛覚を感じる感覚神経も目を覚ました。昨日は大して効いていないと思った痛み止めだが、実は相当効いていたらしい。1日に3, 4回塗るべきらしく、寝ている間にその効果はとっくに引いていた。
今日も夕方にアルバイトがある。しかし今日は代わってもらった昨日と違い、元々たった2時間のシフトだった。2時間のためだけに30分かけてアルバイト先に行くのはどうも非効率だとか感じていたが、今日に限っては2時間で助かった。
痛み止めが効いてくると、労働は大して苦にならなかった。歩いても痛くないしそれほど俯角を気にする必要もなかった。客に声をかけられて反射で首だけで反応してしまったが、耐えられる痛みに治まっていた。これなら2時間は余裕だと思った。
しかもありがたいことに、具合を心配してくれた店長に「今日は1時間で上がって良いよ」と言ってもらえた。なんと世界は僕に優しいのだろうか。分かりやすいくらいにそれに食いついて、1時間で帰路に着いた。6時はもう暗い時間だが、いつもより早いこともあってか何故か明るく感じられた帰り道だった。

まだまだ痛みが抜けきったわけではないが、痛み止めがあれば普通の生活に支障が出ないほどには治まった。人間の体はよく出来ている。首が使えないというのがこれほど生活しづらいことだとは知りもしなかった。体の部位は、全て意図、用途がちゃんとあり、僕達は普段それを無意識のうちに繊細な信号で正しく使いこなしているのだと再認識した。身体は資本という言葉がある。まだ若いのだから、健康を意識し、体を大切にして生活しようと感じる2日間だった。

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