2022年10月23日

昨日朝から夜までを遊びつくしたことで、今日は全く起きることが出来なかった。あの多動だ。さすがに今日の寝坊は誰も何も言うまい。強いて言えば泊まりに来ている人が日中出かけているので、今日は久々に独りで集中できる日ということで先々のレポート課題を進めるつもりだったが、そう上手くいかないのが人生である。これくらいを許容できるくらいに余裕があるので、その余裕に甘えていれば良いのだ。レポートはちゃんと一人になってからやれば良い。そう言い聞かせて家で休みを満喫する。


満喫した休みで何をするのかと言えば、結局競馬観戦である。もう恒例になりつつあるが、毎週のようにG1レースを開催する日本中央競馬会の方に問題があるような気がしてくる。
先週は牝馬三冠最終レース秋華賞だったが、今週は牡馬三冠最終レース菊花賞。三冠が期待されていた牝馬三冠戦線とは大きくことなり、菊花賞はそれまでの二戦で勝ってきた馬たちがいない混戦模様の一戦。力関係が伺えず、観る方としてはなかなか難しいレースだった。
その中でも人気になったのがガイアフォース。僕が前にG2セントライト記念で推し馬として応援していた子だ。このセントライト記念は菊花賞の前哨戦で、このレースは3番人気で勝ったが、本番菊花賞にはこの勝利を受けてか1番人気に支持された。僕からすると当然の1番人気で、むしろセントライト記念を3番人気だったのが馬券的にはおいしかったがみんなに実力とポテンシャルを認めてもらえていないのかと哀しかったのでこの1番人気はかなり鼻が高かった。
そして2番人気には同じくセントライト記念に出走し、そこではガイアフォースに競り負けたアスクビクターモアが支持された。アスクビクターモアは三冠レース皆勤馬で、皐月賞4着日本ダービー3着と皆勤馬の中では好成績を残していた実力のある馬だった。皐月賞の前哨戦弥生賞ディープインパクト記念でドウデュースに勝った馬でもある。
セントライト記念からコマを進めたこの2頭が抜けた人気となった。2頭ともダービー馬ドウデュース周りの馬ということで頑張ってもらいたいという思いはあったが、僕はやはりケガを乗り越え三冠目に間に合わせてきたガイアフォースを応援していた。
しかし結果はアスクビクターモアの優勝。ガイアフォースはレース中他の馬に囲まれスムーズさを欠き直線で伸びずまさかの8着に終わった。出だしからガイアフォースの白い馬体を追いかけて観ていたが、ずっともどかしさがあった。スタートがあまり上手く行かず、外を回しながら前を行く馬に押し込められるようにしており窮屈そうな走りをしていた。一方アスクビクターモアは先行力を活かし他の馬が居ない場所でペースは速かったもののストレス無く走れていた。後ろからの2着馬の猛追を耐え凌ぎ、三冠最後の一冠を見事勝ち取った。すごく強いと感じた。
さすがディープインパクト産駒である。海外では昨日ディープインパクト産駒最後の世代の子がG1を勝ってこれで全世代のディープインパクト産駒がG1を制したことになる。アスクビクターモアはキラーアビリティに続く2019年生まれ2頭目のG1勝利ディープ産駒となった。キタサンブラックもディープインパクトと同じくG1を7勝もした名馬なので、その子であるガイアフォースにもG1のタイトルを期待してやまないのがファン心理である。
キタサンブラック産駒にG1を、ということで言うと、来週の天皇賞・秋はキタサンブラック産駒のイクイノックスが有力馬の1頭として出走する。古馬を相手にするのだから全然条件は異なるが、皐月賞と日本ダービーを共に2着で走っている実績馬なので、アスクビクターモアがG1を取ったのだからイクイノックスだって可能性は大いにあると僕は現時点で考えている。しかしこのレースには僕の推し馬パンサラッサが出走するので、このレースではパンサラッサを中心に応援させてもらおうと思う。あまりこのレースに向いているとは思わないが、元気よく逃げて行けるところまで行ってほしいと願っている。

えぇ、馬券は外れです。そういうもんです。来週は勝ちますから大丈夫です。

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