2022年11月5日

土曜日というのはとにかくあっという間に過ぎ去る。今日もあっという間に過ぎ去ってしまった。昼まで寝て、起きてダラダラと家事をし、夕方にアルバイトに出かけ、帰ってきたらもう夜。これほどにまで特筆すべきイベントが無いと、本当に1日は平等に24時間を刻んでいるのか、疑わしくなってくる。
きっとそれでは良くないと思ったのだろうか、今日は不意にメガネを購入しようと思いたった。メガネと言っても伊達メガネ。今年に入って3本目の伊達メガネを購入した。1本目はフレームの薄い丸メガネで、2本目はカラーガラスを入れた丸メガネ、そして3本目はフレームを太めにしたややレンズの大きいメガネ。どれも大して冒険するわけでもなく無難な王道を選択している。
度なしのメガネは、ファッションアイテムとして以外の有用性は無いように思われる。視力が悪いから度の入った視力矯正器具としてメガネを着用するのが本来の用途だからだ。ややこしい事に、僕は視力がとても悪い。だから普段はコンタクトレンズを入れて生活している。伊達メガネは、コンタクトレンズの上に着用しているのだ。無意味そうだが、僕はこれで良いと思っている。度入りメガネは家から出ない日やコンタクトレンズを外した後といった、完全に「オフ」な状況での生活に使用している。コンタクトレンズを入れると「オン」になる。そしてメガネをかけることで顔をある程度隠すことが出来、内向的に思慮深くなる。「オン」でありながら集中力が高まるという意味で、僕はコンタクトレンズと伊達メガネの組み合わせでいる時が一番落ち着いて良いパフォーマンスを発揮することが出来る。そこから先はファッション性や自分の好みということになる。髪型とのバランスもある。そうした中で今回僕は新たに3本目のメガネを衝動買いしてしまった。
「普通伊達メガネなんて服屋や雑貨屋で買うものだ」と言われるが、それでも僕はメガネ屋できちんとしたメガネを買いたい。デザイン性、品質の追求という点で、雑貨止まりの服屋や雑貨屋とは違いメガネ屋のメガネは1枚上手だ。おかげで金欠がさらに加速してしまったが、後悔はしていない。大事にしようと思う。

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