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【ペーパーバックの製作は「裁ち落とし」などのため表紙サイズの設定が難しい~】という溜息とは無縁なKDP表紙計算ツール様!

表紙の仕様

表紙サイズの計算 ペーパーバックの表紙を作成するには、まず背幅を計算する必要があります (白黒の本の場合カラー本の場合)。

表紙サイズを計算するには、次の数式に、背表紙の幅、判型の幅と高さ、3.2 mm (0.125 インチ) の裁ち落とし (裁ち代) を当てはめてください。

表紙の幅 = 裁ち落とし + 裏表紙の幅 + 背表紙の幅 + 表表紙の幅 + 裁ち落とし

表紙の高さ = 裁ち落とし+ 判型の高さ + 裁ち落とし

表紙のフォーマット表紙は、背表紙を中心にして左右に表表紙と裏表紙を配置した 1 つの連続した画像にする必要があります。

すべてのレイヤーをネイティブ ファイル内で結合してください。

四方すべてにおいて、3.2 mm (0.125 インチ) の裁ち落としが必要です。

ページ下部の裁ち落としは 3.2 mm (0.125 インチ) を超えてはいけません。

切り落とされてはいけないコンテンツは、表紙の外縁から 6.4 mm (0.25 インチ) 以上内側に置いてください。

出版する前に、ネイティブ プログラム内で表紙のすべてのフォントを埋め込みます。

KDPペーパーバックの提出ガイドライン


おそらく(世にも難解なこと極まりない)ガイドライン ↑ を読んでから直ぐにペーパーバックの作成に取り組まれた方に多いのだと思いますが…

たくさんのKDPユーザーから「ペーパーバックの製作はちょと難しい時があるよね~」というようなお声が上がっているようです。

そのほぼ全てが「裁ち落とし」と呼ばれる製本の業界用語と表紙サイズの設定に悩んでしまうというものらしいのです。。

「裁ち落とし」とは?

裁ち落としとは 一般的な印刷用データは、仕上がりサイズ(=実際の印刷物ができあがるサイズ)よりも天地左右を約3mm大きく作ります。
この3mmを断裁する(紙を切り落とす)ことを「裁ち落とし」と呼び、断裁される領域を「裁ち落とし」「塗り足し」「ドブ」などと呼びます

日経印刷サイトより


中には表紙と本文のバランスが思うように仕上がらないことで、悪戦苦闘の挙句に嫌気がさしペーパーバックは諦めて、電子書籍一本でkindle出版活動を行っているような方も少なからずいらっしゃる様子です…

私の場合は幸いなことに、表紙のサイズ設定などで悩んだことはありませんでした。実を言うと…「裁ち落とし」という業界用語も製本作業レベルで良く理解しているわけではありません…汗!

⇒ ボロPCのPRT_SCから印刷なので鮮明度が悲しい…


最初の出版の時から、幸運にも ↑「印刷用の表紙計算ツール」がグーグル検索に引っかかって来たおかげで、初心者としては速やかにペーパーバックを作成することが出来たのです。

自力でペーパーバックを苦労して製作している説明サイトや動画を見たことがありますが、彼らはこの表計紙算ツールの存在を知らないのでしょうか?

それともKDP業界では利用レベルが上がると、このツールを使ってもサイズ設定が上手くいかないケースがあるということなのでしょうか?

まだまだ初心者でKDP業界の動向には詳しくないのですが…

とりあえずのところは、初期の段階からこの表計紙算ツールに出会えたおかげで、知らない人々がぶつかる「KDPの壁」とやらにぶつかることがなかったことはラッキーだったのかもしれません。。



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