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今「テレビ」を見るべき理由

こんにちは、北原佑規です。

今回は、スポーツとは何も関係ないのですが、最近思っていることを書きたいと思います。

昨今、「テレビの視聴率低下」や、「ネットの台頭」などといった言葉をよく耳にします。

これは事実で、現在では、テレビにかけられている広告費よりも、ネットにかけられている広告費の方が多いという話を聞いたことがあります。

確かに、僕自身、一年間テレビのない生活をしていたこともあり、いま家にテレビがあっても、テレビを見るという習慣は無くなってしまったように思います。

しかし。

最近ひとつ思ったことがあります。

(まず最初に断っておきますが、僕は、テレビ局の回し者でもなんでもありませんw)

テレビとネットを比較してみると、

テレビは、民放、BS、NHK、などを合わせても、数十チャンネルしかありません。つまり、いわば「有限」です。

これに対し、ネットは、この記事のようなインターネットの記事、YouTubeチャンネルなどを合わせると、一体幾つのチャンネルがあるかわかりません。つまり、いわば、「無限」です。

この時点で、

「有限」よりも、「無限」の方が優れてるんちゃうん?

と思われた方がおられるかもしれません。

少し考えてみてください。

確かに、理論上、「有限」のテレビよりも、「無限」の、ネットの方が、得られる情報量が多いのは事実です。

しかし、「我々の時間」は有限なのです!

つまり、「無限」と言っても、ネットで得られる情報量には限界があります。

そして、もうひとつ、最もお伝えしたいことがあります。

ネットは、「無限」ですが、自分で検索して、情報を得る、というスタイルです。

それに対し、「有限」であるテレビは、つけていると、向こうから情報を与えてくれます。

つまり、自分の全く知らないものに出会いことができます。それは、自分の知識の幅が広がるということです。ネットは、「自分が知っていたり、関心のあるもの」しか調べません。つまり、ネットでは、知識が「深く」なることはあっても、「広く」なることはほとんどないということです。

これは、電子辞書vs紙の辞書論争と似た構造だと思います。

電子辞書は、検索する形式のため、調べた単語の知識しか得られないのに対し、紙の辞書は、調べると、周りの単語も目に入ることになるので、学習効果が高い、というやつです。

いかがでしたでしょうか。

最近テレビを見ていない、というみなさんも、暇な時にテレビをつけてみると、知らない世界に出会えるかもしれませんよ。





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