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考えてもどうにもならないことは考えない.生き方のコツ.

色々と心配事や悩み事が多いこの頃です.大事なメールのやりとりが複数案件,同時進行であって返信が来ない,失礼な文章を送ってしまったのか?と疑心暗鬼になります.

ですが,こういうことは悩んだり心配に思えば思うほど時間の浪費であります.だって自分の努力でどうにもできない,自分のコントロール下におけないので時間が過ぎるのをまつしかありません.


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ところで最近大学時代の同期や友人と世間話に花を咲かせていたときに,「就活やってる?」「将来どうするの?」という話が振ってきます.私にとって毒矢が降り注ぐかのような苦痛です.

私は将来どうするかとか,どんな企業に就職するかということは全く考えていなくて目の前の研究のことで手一杯です.ちゃんと研究して成果物を出してアウトプットしていれば身分はなるようになるんじゃないかと思っています.どうにもならなかったときはそのときに考えます.


不安定なアカデミックの世界に足を踏み入れて思うこと,他人が醸し出す「就活していないのはヤバい人という雰囲気」に触れて思うことは,将来のことをあれこれ考えても現実は何も動かない,時間の無駄だということです.


たとえば学振とって博士課程に行きたいだけど学振がないと金銭的に困窮するやっぱり就職も保険としてかけたいという人が,とりあえず就活のためにプログラミングの勉強をしてみるというのはその一例で結局研究から逃げていますし,プログラミングは就職のためでは無くて不安を解消するためにやっているという滑稽な状態になりがちです.格差が社会問題として左派系メディアや政治家がよく取り上げがちですが,お金がある人のメリットは「お金の心配をしなくてよいこと」で,お金がない人のデメリットは「お金の心配をしなければならないこと」です.ですから,この格差を埋めるためにはお金がないひとが「お金が無くても代替えが聞く手段はないか工夫すること,精神的に豊に生きることを各々考えること」「お金が無いことの不安を紛らわすこと」でのみ解決できます.みんながお金持ちになることはできません.社会はそういう仕組みで回っています.

結局,将来どうなるんだろうどうしたらいいんだろうと思い悩んでも,未来予測はできません.それなのに何が不安なのか分からない状態であれこれ試行錯誤したって時間の無駄です.そのときできることをやって,時が来たら決断するしかないんです.

研究の息抜きにコンビニの100円コーヒーを買いたいと思います.サポートいただけると幸いです.