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物が少ないだけがミニマリストなのか #12

こんにちは。インドで育児奮闘中のEllieです🌞
実はこの度ミニマリストとしてお声がけいただき、昨日インタビューを受けていました。

最近大人と話す機会がめっきりなかったので、こんなに話し下手だったっけ?と驚きつつも、家族や友達とも話さないような大切にしてる倫理観や価値観、環境問題、消費活動についてなどなど聞かれ、とても有意義な時間でした。




たくさんの質問に答えていて、浮かび上がってきたなぜミニマリストをしているのか


理由は2つで、人生における優先度の低い選択を大幅に減らせること、消費による心のストレスを軽減するからです。




人生における優先度の低い選択を大幅に減らせるとは、

人間が1日にストレスなく選択できるのはたった10個までだそうで、それを越えると脳を異常に使用することになるので、選択したくない、いわゆるめんどくさいに繋がるそうです。


例えば、朝何を食べようか、何を着ようか、今日は何をしようか、何時に家を出ようか、どのように行こうか、こういった選択を繰り返すことで、1日のほとんどの選択を終えてしまうのです。


ズボラな私は1日の始めにこうなったら家を出たくなります。ベッドから出たくなくなります。
でも、人はそのようにできているようです。それくらい選択とはとても脳に負担がかかり、高度な技術だそうです。


だから、できればその10個は家族や自分のことに使いたいので、工夫をしています。服が少ないので朝何を着るか悩まなくていいのは、とてもストレスフリーです。


物だけでなく、ルーティンワークの選択を減らすことも個人的にはとても大切で、ミニマリストの真髄だと感じています。




消費による心のストレスを軽減するとは、

資本主義に生きているので、様々な場面で消費を促すようにできていますよね。
でも、これは私の体感ですが、ストレスがたまるほど(上記通り)選択がめんどくさくなって消費行動に身を流してしまい、そうするほど心が疲弊していくような感覚があります。


私はストレスが溜まると、わかりやすくバカ食いしちゃうのですが、これです。食べれば食べるほど胃は疲れて、体も重く、頭も働かなくなり、どんどん疲弊します。


消費で満たされるのは一時的なもので、長い目で見ると健康的ではないと実体験で確信しています。


消費行動に流されないように自分軸を持っていることは、心身の健康を守る上でとても大きな役割を担ってくれています。




今回のインタビューで、この先ずっと持っていると思うものは何ですか?と聞かれたのですが、婚約指輪以外に思い付かず。


今手元にあるものは今のライフスタイルに必要なものではあるのですが、世代を越えて持っていたいものはないように思います。


射手座だからか、旅をせずにいられない性分です。

就職の際、1ヶ月研修のはずで、スーツケース1つで東京に来たのに、そのまま7年も居座ったことも、
夫が当時、拠点をインドに移すことになり、誘われてもないのに行くか!と、ぴょいと来たのも、
物質的に身軽でしたし、頭をクリアにしていたからできた選択だと思っています。これが正解だったかはわかりませんが、少なからず現時点では、面白い人生を歩めているようです。




この度インタビューをしていただいたことで、ずっとモヤモヤしていた、物を減らすだけの人間ではなく、大切なことを大切にできる人間を目指しているのだと再認識できました。




この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

追記
最近読んでとても共感した本があるので載せておきます。

Ellie

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