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【撮影記録】その一瞬を、見過ごしたくなかった

近所の公園に咲いていた、大きな桜の木。
綺麗だな、と足を一瞬止めたけれど
次の用事があったことを思い出して、すぐに歩きはじめた。


忙しさに追われはじめると、日常生活を維持することに精いっぱい。
ぼーっとする時間が、途端にとれなくなる。

毎日は予定で埋め尽くされているのに、自分の心はなぜか満足してくれない。
虚しさの正体には気づいているけれど、見て見ぬふり。


そんな状態から脱したくて、最近はぼーっとする時間を意識的にとっている。

今日は、そんな時間に撮った写真の記録。

桜って、どう撮れば魅力的に映せるんだろう?

何十枚も撮ったけれど、どれも肉眼で受け取った美しさには到底及ばなくて、それが悔しい。

正面中央にドアップ。
構図の正解はまだよく分かっていないけれど、
好みの色味が出せたので満足。

4人組アイドルグループのフォーメーションみたい、と思って撮ったら
よくよく見ると5人目がいた。

あいにくの曇り空。
でも、どこまでが砂浜で、どこからが海かわからないのがなんだか綺麗だなと思った。

前の投稿でも書いたけれど、
同じものの中の違いを切り取りたい癖がある。
バラバラな方向を向いているのが、無性に好きみたいです。

ところで、つぶらな瞳と体の模様がとても綺麗なこちらの鳥は
何という種類なのでしょうか?
鳥に詳しくないので、知っている方がいたらコメントで教えてほしいです。


砂浜にぽつんと佇むカラス。

さっきの鳥は大群で過ごしていた一方、
カラスは長い時間ひとりで砂浜を歩いていた。

街中で見るカラスとなんら変わりないはずなのに、
水面に映る自分の影には見向きもせずに歩く姿に
なんだか凛々しさを感じて、思わずシャッターを切った。



4月は、何かと新たな出会いや経験がつづく時期ですね。

いろんな感情に出会って、自分を見失いそうになった時は、ぼーっとする時間も大切に。






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