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カナダ留学生のつぶやき〜生活費が高い気がするねん考察①〜

今回はカナダの物価・生活費についてメモしておこうと思います。

そもそもなぜ留学先にカナダを選んだ?
 理由はかなり安直でした(笑)
(1)比較的治安の良い国である
(2)米・英に比べて授業料が安い
社会人経験を10年してからの留学とはいえ、上記2点は重要でした。

が、盲点は生活費でした。(T_T) そこで今日のトピックです。


カナダの物価は高い?

 今となってはお仕事をし始めて、物価の違いに慣れてきましたが、留学当初はカナダでアルバイトもしていなかったこともあって、全てのお値段が高い、外食なんてもってのほか!と思っていました。

例えば
 最近スーパーに行って見た値段(為替レートCA$1.00=108.56円)で見てみると、2023年9月初旬で
* 卵(Mサイズ、1ダース)CA$3.79 (日本円換算:411円)
* 牛乳(1L)CA$3.58 (日本円:388.64円)
* ニベア缶(250ml)CA$10.47 (日本円:1,136.62円)
* 生理用ナプキン(22枚入り) CA$4.99(日本円:541円)
* ガソリン(レギュラー、1L)CA$1.709 (日本円:185.53円)
* ビッグマック(単品) CA$6.69 (日本円:726.28円)
* Starbucks カフェラテ(グランデ) CA$4.95(日本円:537.37円)
といった価格設定でした。(商品は日本でも手に入るであろうもの、という基準でピックアップしました。)商品にもよりますが、大雑把に見ると総じて物価が日本の1.5倍(〜2倍)くらいかしらと思っています。(注釈)トロント市内でも安いスーパー(WalmartやFreshCo)を選んでいます。

物価だけでは比較ができない
 ですよね。物価が高くてもその分、収入水準が高ければ総合的に見て差はありません。なお、カナダも日本と同様に地域(州)によって最低賃金が異なります。私の住むオンタリオ州では2023年9月現在、最低賃金が CA$15.50(日本円換算:1,682円)です。同月、東京都の最低賃金が1,072円(翌10月改定予定のようですね)ですから、最低賃金がカナダ(オンタリオ)は東京都の約1.57倍ほど、となります。

そのほか、
 オンタリオ州(HST: Harmonized Sales Tax)では、消費税が13%かかります。ちなみに生活必需品(パン、野菜、肉、牛乳、卵など)は非課税となります。また、女性用生理用品も非課税で、本だと5%のみかかります。(reference : オンタリオ州HP )
 日本は基本の消費税が10%、軽減税率8%(食料品・新聞)ですので、総じて大差ない、かもしれません。(私自身、あまり外食しないタイプのため、生活必需品の点だけで見ると、という考察です。)

ということで・・・。
物価(最低限の支出)と収入のバランス、という観点で見ると日本とそれほど大差がないように見えます。ではなぜ、カナダでの生活費が高いと感じるのか・・・。

そうです!家!っていうか部屋!(笑)その点について次回くわしく見ていけたら、と思います。他にもこれが理由かも?などご意見ありましたらぜひコメント頂けますと幸いです。(^0^)

今回のつぶやき〜
 生活必需品の価格設定は日本と大差ない、かな。



(消費税について) 自身の勉強のためにメモします(笑)間違っていたら教えてくださいませ・・・。
 消費税は、連邦消費税(GST: Goods and Services Tax)+地方消費税(PST: Provincial Sales Tax)の合計百分率であり、消費税は州によって異なる。(厳密にいうとオンタリオ州はHSTでGST+PSTの合計ではないこと承知していますが、理解のしやすさを優先します。(笑))例えば、
オンタリオ州(最大都市トロント):5% + 8% = 13%
ブリティッシュコロンビア州(最大都市バンクーバー):5% + 7% = 12%
ケベック州(最大都市モントリオール): 5% + 9.975% = 14.975%
Nova Scotia州は留学生の間でも税金が高いことで有名で、合計で15%の税率。

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