私的洋楽おすすめアーティスト ヒップホップ編
ポピュラリティ・音楽的評価・個人的趣味を加味して作成しております。
Tier 1
①Drake
言わずと知れた今世界で一番売れている男。デビューアルバムから7作連続全米No.1をとっており、新アルバム全曲がビルボードの上位を独占するのはもはや恒例行事である。
ラップも抜群にうまいのに歌える化け物。ドレイクの曲がヒットするのはもちろん、フィーチャリングされるだけで「No Guidance」「Life is Good 」のように大ヒットを引き寄せる。声も良くポップでもあるのでヒップホップ初心者にも馴染みやすいだろう。
最初におすすめな曲『In My Feelings』
https://www.youtube.com/watch?v=DRS_PpOrUZ4
個人的ベスト『Headlines』
https://www.youtube.com/watch?v=cimoNqiulUE
②Kanye West
ヒップホップ界に最も影響力をもち、シーンを変えてきた男といっても過言ではないだろう。その斬新なサンプリングは今まで多くの革新を引き起こしてきた。
4thアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』はPitchforkやRolling Stonesにも絶賛され、2010年代最高のアルバムとも称される。一度聞いたら忘れない斬新なサウンドに病みつきになったらもう離れらねない。
最初におすすめの曲『Famous』
https://www.youtube.com/watch?v=Lq2TmRzg19k
個人的ベスト『All Of The Lights』
https://www.youtube.com/watch?v=HAfFfqiYLp0
③Travis Scott
現ヒップホップ界を席巻するトラップの王者。サウンドは暗いがブチ上がれるドープな音楽が特徴。2018年に発売したアルバム「Astroworld」はそのコンセプト性と独自性から大ヒットした。
代表曲「SICKO MODE」は曲調が二転三転する複雑な一曲で、最後にフィーチャリングされたドレイクのバースが最高にイカしている。
最初におすすめの曲「SICKO MODE」
https://www.youtube.com/watch?v=6ONRf7h3Mdk
個人的ベスト「goosebumps」
https://www.youtube.com/watch?v=Dst9gZkq1a8
④Kendrick Lamar
現役ながらもはやレジェンド的扱いであり、「ヒップホップのニュー・キング」とも称される。今までのブラックミュージックを吸収し更にそれを昇化したような音楽性で批評家からも絶賛される。
ラップもリリックも韻の踏み方も良い化け物である。2010年代の黒人差別反対運動を音楽シーンから支えたことから今や大学で学ぶ場があるほど。
最初におすすめの曲「LOYALTY.FEAT.RIANNA」
https://www.youtube.com/watch?v=Dlh-dzB2U4Y
個人的ベスト「i」
https://www.youtube.com/watch?v=8aShfolR6w8
Tier 2
①J. Cole
フィーチャリングや斬新なサンプリングなど使わず王道のラップスタイルで人気を獲得。今時のヒップホップアルバムには珍しく客演なしで二度もアルバム全曲をBillboard Top 100に送り込む。
Drakeをして「俺たちの世代で、最も賢く、最も偉大で、最も伝説的なアーティストだ」と言わしめる男。
最初におすすめな曲「Middle Child」
https://www.youtube.com/watch?v=WILNIXZr2oc
個人的ベスト「Wet Dreamz」
https://www.youtube.com/watch?v=eCGV26aj-mM
②Young Thug
いまや大活躍するLil BabyやGunnaなどのサウスヒップホップシーンを引っ張ってきた親玉。クォリティの高いミュージックメーカーでありつつ、その特徴的な歌声からくる独特なラップはファンも多い。
Travis ScottとJ. Coleをフィーチャリングした「The London」は必聴の一曲。
最初におすすめな曲「The London」
https://www.youtube.com/watch?v=G8Hp-AKrfm0
個人的ベスト「pick up the phone」
https://www.youtube.com/watch?v=VAybGW3DI9Q
③Post Malone
ドレイクにならび今世界で最も売れている男。ロックスターに憧れた過去を持ち、そのバックグラウンドからロック・ヒップホップを融合したポップな音楽が特徴。
またエフェクトを大胆にかけたヴォーカルも彼の楽曲の大きな特徴の一つである。
最初におすすめな曲「Sunflower」
https://www.youtube.com/watch?v=ApXoWvfEYVU
個人的ベスト「Circles」
https://www.youtube.com/watch?v=wXhTHyIgQ_U
④Tyler, the Creator
現ヒップホップ界で最もクリエイティビティが光る1人。2019年に待望のグラミー賞ベストラップアルバムに「IGOR」が輝いた。
山下達郎をサンプリングするなど独特なビートメイキングが売りのひとつ。
最初におすすめな曲「BEST INTERNET」
https://www.youtube.com/watch?v=NkMTKGM-efw
個人的ベスト「GONE, GONE / THANK YOU」
https://www.youtube.com/watch?v=ceLyMb0MGLE
Tier 3
①Chance the Rapper
多幸感あふれるサウンドでヒップホップファンのみならずインディーファンからも愛されるラッパー。
レーベルと契約しない、音楽を有料で販売しないという新時代のセールス形式をとり、2017年には「Coloring Book」でグラミー賞ベストラップアルバムを受賞している。歌手星野源が愛してやまないラッパーとしても知られる。
最初におすすめな曲「No Problem」
https://www.youtube.com/watch?v=DVkkYlQNmbc
個人的ベスト「Finish Line/Drown」
https://www.youtube.com/watch?v=cD0EIGNe5Nc
②Logic
Eminemを彷彿とさせる高速ラップが持ち味の白人ハーフのラッパー。代表曲「1-800-273-8255」のタイトルは国立自殺予防センターのコールナンバーで、自殺したいと思う少年に光が射し込む感動的なストーリーになっている。
黒人と白人のハーフという板挟みなバックグラウンドで悩みながら、確かなスキルを武器に成り上がっていった1人であり、リリックにもその苦悩が反映されることが多い。
最初におすすめな曲「Everyday」
https://www.youtube.com/watch?v=_qQsPw4CqUI
個人的ベスト「1-800-273-8255」
https://www.youtube.com/watch?v=Kb24RrHIbFk
③Mac Miller
今まで紹介してきた楽曲とは打って変わって、内省的でチルなヒップホップが彼の主戦場である。薬物のオーバードーズにより歳若くして亡くなる。彼の遺作「Circles」は薬物にはまるきっかけとなった迷いや苦しみが痛切に吐露されている。
サウンドはとても温かみのある優しげなもので、リリックとの対比に心打たれることも多い。
最初におすすめな曲「Good News」
https://www.youtube.com/watch?v=aIHF7u9Wwiw
個人的ベスト「Ladders」
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