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直感を大切に。それが自分の本当にやりたいことだから

会社員としての生活が長いと、論理的に物事を考える癖がつく。
ビジネスメール、報告書、上司への報告、部下への指導。
話はポイントを絞り論理的に。文章はなるべく短く分かりやすく。
毎日が何故?どうして?何のために?結論は?の繰り返し。

それが当たり前になると、何かやりたいことが発生すると必ず論理的に考えてから行動するようになる。
何故それをやりたいのか。どのように進めていくのか。それをやる意味はあるのか。

もちろんその思考をしたからこそ手に入れたものは沢山ある。今の自分を作り上げている大切な思考だから。
でも・・・
反面、論理で考えられない出来事も沢山ある。
何となくやりたい。何となく気分が乗らない。
いわゆる直感というやつ。

子どもができて、毎日時間との戦い。自分だけの時間というのが殆どなくなった。
だからこそ、自分が本当にやりたいことなのか問う時間が多くなった。気分が乗らないことは極力やらない。付き合いで行っていた集まりも殆ど行かなくなった。
無意識だったけど、自分の直感に沿って行動してきた。だからこそ人間関係のモヤモヤが年々少なくなってきた気がする。自分が心地よいと思う生活方法を無意識に作り上げてきた気がする。

先日会社を辞めて自分で事業を立ち上げている先輩にお会いした。
その中で話してくれたことの一つ。
直感というのは一番大切な感覚。嫌だと思っていることを無理やり進めても上手くいかない。逆にやりたいと思ったことはどんどん前に進めることができる。その気持ちを大切に。特に女性こそその感覚に優れている、と。

話を聞いて、もう一度書きたいと思った。
それこそ直感だった。
元々文章を綴ることは嫌いではない。小さい頃小説家になりたいと思ったこともある位、文書を書くことに没頭することはできる。
でも、少しずつ書けなくなった。社会人になり、文章は論理的に組み立てなければならない。それができている文章がよい文章なんだと思った時から。直感で書いた文章は認められない気がしてしまったのだ。

それが全て吹き飛んだ。
全然論理的じゃない。直感で綴っているから構成もぐちゃぐちゃ。
でもこれが自分が一番書きたい文章じゃないのかな。
とりあえず自分が書きたい、自分なりの文章を書いてみよう。
直感に導かれるままに・・・

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