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40歳からでもバンドデビューできる!初ライブをやりました

エリーツです。

報告が遅くなりましたが、昨年12月19日に初ライブを行いました。僕たちエリーツはメンバーの大半が小説家で、まあつまり音楽のド素人なわけですが、なんとなく思い立ち「バンドやろうぜ!」ということになって活動をはじめたら、1年も経たずにステージに立てました。

人間、やろうと思えばなんでもできる。とは思いませんが、ひとたびレールを敷いてしまったら、あとはもう勝手に進むものです。バンド結成→バンドはじめた旨を伝える→ライブの誘いが来る→初ライブという感じに、あれよあれよと話が転がり、覚悟を決めるヒマもなくステージに立ってしまったというわけです。

完璧を目指すよりまず終わらせろ

これはザッカーバーグさんの名言で、なんにでも適用できるものではありませんが、少なくともバンドにかんしてはまさにその通りだったと思います。メンバー全員40代で、ほとんどが音楽初心者で、歌も演奏もヘロヘロですが、それでもこうしてライブができたのは、流れをとりあえず作ってしまったから。「ライブなんてまだムリ!人前で演奏できるレベルになるまで練習つづけよう」なんてやっていたら、あと100年は必要だったでしょう。そのときみんな140歳くらい。死んでる。

僕たちはヘロヘロですが、ミニアルバムを作ったし、バンドの同人誌も出したし、なぜかNHKにも出て、そうしてライブまでやりました。これはもう、誰がどう見てもバンドマンです。バンドマンなのです。

だいたい、完璧なんてひょっとしたら永遠になれないかもしれないのだから、まずやっちゃおう。今をときめくビリー・アイリッシュやYOASOBIだって、とりあえず楽曲をネットにアップしたところからはじまりました。そして僕たちは彼ら彼女らより圧倒的に年を食っているのだから、腕を磨く時間さえ惜しい。チャンスを作ってあとはどうとでもなれ。必要なのは度胸。それだけ。幸い、僕たちはサイン会やイベントなどで人前で話すスキルはあったので、MCだけは完璧でした(笑)。

今は自由に外出できない状況もあってDTMが盛んですから、バンドというのは時代と逆光しているかもしれませんが、そこは老人の愚行ということでスルーしていただいて、バンドをはじめたいけど手をこまねいている少年少女、いや中年だっていっしょ。いやいやバンドだけじゃなく、漫画家でも陶芸家でもYouTuberでも料理人でもなんでも同じ。「うまくなってからはじめよう」ではなにも進まないということをお伝えしたかったのです。

40からでもバンドはできる!60からでも登山家になれるし、70からでもプログラマーになれるし、80からでもソムリエになれる。なれるったらなれる。あなたの度胸を薪にくべて青春を燃やせ!!坂口安吾なんて、死ぬまで青春は終わらないって言ってましたからね。まあそんな感じで、エリーツは今年も駆け抜けていきます。伝説を見逃すな!

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