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ランニングは、選ばれし者が楽しむ趣味なのか

最近知人に「ランニングって、選ばれし者が楽しむ趣味ですよね〜」と言われました。その理由も。膝が痛くなくて、走れる時間があって、走っても疲れ切ることなくて、走るのが好きで、自己管理が上手で、そんな人が楽しむ興味だから。

もちろん、日々タイム更新を目指すアスリートの方々を見れば、そうかもしれません。高速練習を繰り返すストイックな練習姿は、とうてい真似できません。練習の厳しさゆえ、鍛えられたフォームに美しさすら感じます。

けど私は、決してランニングは「選ばれし者の趣味」ではないと思っています。一市民が手軽にとりくむランニングは、もっと身近に楽しんでいる人ばかり。

私自身、膝の痛みは筋トレと練習で解消しました。時間のやりくりは自分の問題。私は暑さが苦手なので、気温が高い日はさすがに疲れ切ります。そもそも体力ないので、退勤後にバタンキューなんてしょっちゅう。

私がやっているランニングは、あくまでも趣味の延長。
安全に走ることが第一。気分転換が目的。楽しめればすべて良し。キロ6分から7分位で、走りながら話したり、写真撮るために立ち止まることが何より楽しみ。

「選ばれし者の趣味」って決めてしまうと、ハードルが上がるだけで何だかもったいないように感じました。

むしろちゃんとしたランニングシューズ一足揃えるだけで、いつでも手軽に楽しめるのです。もっと門戸は開かれています。私の場合、むしろジムに行く時間がないから、走っているというのが正直なところ。思い立ったらすぐ走れます。

頭の中がもやもやするときも、走ります。30分走ってくれば、頭の中も切り替わり、別人になれます。走ってる間に思考整理されるメリットも。

得られるものは多いです。 私も出産後のブランク明けに走ったとき、100メートルも走れませんでした。息が上がるし、膝も痛い。どうしても無理。10キロなんて夢のようなお話でした。それも過去のこと。コツコツつづけると走れるようになるのです。距離が伸びるのも楽しみなのです。

選ばれた自覚もなく、ただハードルを下げて走ってみることをおすすめします。

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