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なんでもコツコツ、長続き

なんでもコツコツ、長続き。
それが私の良いところだと思う。

今の職場も、気づけばすでに10年選手。
結婚生活も、すでに14年目に突入しました。

趣味もまた、思いもかけず細く長くつづいたことにびっくり!

「旅」も「アート」も「ランニング」も、10年選手です。振り返ってみると、きっかけに強大な意思があったわけでなく、なんとなく始めたものばかり。

例えば「旅」。子どもの頃の家族旅行が原点。あちこち一人で旅しました。最近は家族旅行ばかりだけど、いつでも旅する日常に返り咲きたいと、もくろみ中。まずは「ワーケーション」できる日常へシフトすることがひとつの夢。時代はテレワーク主流だもんねえ。

次に「アート鑑賞」。高校生のとき、たまたま誘われて友人と出向いた美術館。これほど長い年月にわたって通うことになるとは、当時は考えも及びませんでした。アートに触れてホッとするひととき、大好きな絵と再会できる喜び。いろいろ思い出します。ある種、浄化のひとときよねえ。

趣味の三つ目は「ランニング」。たまたま友人に誘われて、大会に出走。記念すべきはじめてのマラソン大会はあっけなくリタイア。リベンジに燃えたまま、今もランニングを続いている現状。走る爽快感は、ゆっくり走っていても体感できる魅力の一つ。もちろん1年単位で休んだこともあります。気がつくと復活しているのだ。

なんでもコツコツ、長続き。

振り返ってみると、意外と「きっちり毎日」続けられたものはありません。週に一回がいいところ。年単位で休むことも多々。それでも仕事や趣味が続いているってことは、私のいいところだと思うのです。

いつか復活すればいいや、そんなゆるさも心地よい。そう思って。



ひとつ、大切なことを思い出しました。
私にとって、「書く」ことも、10年選手でした。

もともと読書嫌いの私。日記なんて、学生のときは書いたことがありません。典型的な三日坊主。

そんな私が言葉と向き合うようになったのは、社会人になってから。仕事の責任の重さにつぶされそうになり、ストレス過多。何がなんだかわからない。出会う人がガラッと変わり、人間関係に悩む社会人生活がスタートしたのです。

学生のままの価値観では、まったく手に負えないのです。わかりきったことなのに、現状を打破できない自分。

そんなときに、私は「書く」ことで気持ちを落ち着けていたのです。
日記を書きはじめたのもこの頃。書いた後すっきりする気持ちがあって、不思議なことに続けられました。

「書く」ことに、けっこうな時間を費やしたものです。
今思い起こせば、それは「言語化」の一環でした。
それらは「ブレインダンプ」だったり、「ジャーナリング」や「モーニングページ」だったりする書き方でした。

当時は詳しい知識もなく、振り返ってみればそういうことだったのかなと思う程度の散文。読み返すこともないメモがき。ただし効果は絶大。いまも「書く」習慣のすべてに助けられています。

ただ書くことも、熟慮して書くことも、どちらも大切。
自分のために書くことも、読み手に配慮して書くことも、どちらも私の両翼をなしています。

「note」しかり、「日記」しかり。というわけで、今日もことばと向き合い、テーマに沿った散文を書き散らすのでした。



「なんでもコツコツ、長続き。」
それが私の良いところでしたね。きっかけはなんでもいいのです。休みながらでもコツコツ続ければ、いつの日か「身についた習慣」が身を助けるのですね。

今晩も金木犀の香りが漂ってきました。今日も一日がんばったごほうびに、最高のリラックスタイムです。皆さまもどうぞゆっくりお休みくださいませ。

よい夢を。


■この記事は、ことばと広告さんのメンバーシップ「書く部」のお題に沿って書きました。お題は「#これがわたしのいいところ」。さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!

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