マガジンのカバー画像

Jazz The New Chapter for Web

148
シンコーミュージックから発売される『Jazz The New Chapter 』シリーズに関する記事や誌面に載せきれなかった未公開インタビューや掲載インタビューのアウトテイクなど…
運営しているクリエイター

#JazzTheNewChapter

Jazz The New Chapterオススメ来日公演リスト 2022年

JTNC読者にお勧めの来日公演です。 好きなアーティストの来日がある方、気になる来日を見つけた方、ぜひSNSでシェアしていただけると嬉しいです。 今年から全国の来日公演を管理するためにスケジュールはフリーカレンダー(Freecalend.com)というアプリで管理することにしました。月毎のページを公開してリンクを貼るようにします。ぜひこちらもご利用ください。 ■2023年3月・ビョーク  オーケストラル 3/20 東京ガーデンシアター          3/25 神戸

¥150

GroundUp Festival 2019 Photos - Jazz The New Chapter 6

『Jazz The New Chapter 6』ではスナーキー・パピーが主催しているGroundUP Music Festivalのレポートを掲載しました。 そこではフォトグラファーの山本花さんの写真がたくさん使われていて、一部に柳樂がコンデジとiPhoneで撮った(数少ないまともな)写真が使われています。その柳樂が撮影した中から『Jazz The New Chapter 6』誌面で使わなかったものをここに置いておきます。ライブ写真はそこまで誌面に必要じゃなかったのであまり

¥100

☞Jazz The New Chapter 6 - 目次 / 前書き #JTNC6

21世紀に入ってから音楽はずっと進化を続けているのに、いつまでも100年前の古い言語で語れるわけがないんだよ。僕は新しい言語を使いたい −−クリスチャン・スコット ■Contents:目次 ◇SPECIAL INTERVIEW  Thundercat  Flying Lotus  Christian Scott aTunde Adjuah  Brittany Howard  Meshell Ndegeocello  Chassol  Jacob Collier  C

55 Recommended Non-Jazz songs of 2019 by "Jazz The New Chapter"(with Playlist) #JTNC

Jazz The New Chapter監修者 柳樂光隆が選んだ2019年ジャズ以外のおススメです。 新譜に関しては ①ジャズミュージシャンが参加した良い作品が例年通り多かった。 ②アフリカン、カリビアンの音楽の要素を取り入れた音楽に面白いものが多かった。 ③声の多重録音による面白い響きのコーラスを取り入れた作品が良かった。 ④インディークラシカル、ポストクラシカル、ミニマルミュージックに良作が多かった。 ⑤サイケデリックなサウンドを面白く使った作品に惹かれた。 ⑥アブス

¥100

"50 Best Jazz Albums of 2019" by Jazz The New Chapter (with Playlist) #JTNC

Jazz The New Chapter監修者 柳樂光隆が選んだ2019年のジャズの年間ベストです。 1 . Christian Scott - Ancestral Recall 2 . Robert Glasper - F**K Yo Feelings 3 . Kendrick Scott - A Wall Becomes a Bridge 4 . Dan Tepfer - Natural Machine 5 . Brad Mehldau - Finding Gabrie

¥100

21世紀のジャズ・チューバ入門:UKジャズとUS南部の新世代 || インタビュー:東方洸介

チューバ奏者が目立ち始めた21世紀のジャズシーン「最近チューバをよく見るなぁ」と思ったのはいつのことだったか。 僕はジャズと並行して、ニューオーリンズのブラスバンドをよく聴いていた。現代のニューオーリンズのブラスバンドはヒップホップとも融合したサウンドを奏でるソウル・レべルス、リヴァース・ブラス・バンドやホット8ブラスバンドが00年代に出てきていて、めちゃくちゃ面白いことになっていたからだ。 その延長と言ってもいいと思うが、生演奏ヒップホップバンドの先駆者ザ・ルーツは自身

¥250

interview Moto Fukushima(House of Waters) ー USの音楽シーンでサバイブすることと、NYの南米ジャズ・コミュニティー

スナーキー・パピーのマイケル・リーグが運営するレーベルのGROUND UP MUSICからHouse of Watersというバンドがデビューしていた。ヨーロッパの弦楽器ダルシマーを配したトリオという不思議な編成だが、Groundupが実力があるライブバンドをリリースすることをレーベルのコンセプトとして掲げているだけあって、その内容は素晴らしいものだった。 その動画を見ているとアジア人ベーシストがいることに気付いた。名前はMoto Fukushima。 さっそくNYのジ

¥250

Interview Thundercat - サンダーキャット・オフィシャル・インタビュー Talks about 『Drunk』《Jazz The New Chapter for Web》

¥100

『Jazz The New Chapter 4』出版記念 柳樂光隆×高橋アフィ(TAMTAM)トークショー at タワーレコード渋谷店 選曲リスト

1.Jacob Mann Big Band / Pete Wheeler 『Greatest Hits Volume 1』(高橋アフィ) https://jacobmann.bandcamp.com/album/greatest-hits-volume-1 2.Max Ox / Pizza Party『Things We Used To Know』(高橋アフィ) https://maxox.bandcamp.com/album/things-we-used-to-k

《Jazz The New Chapter 4 for Web》カリーム・リギンス『THE HEADNOD SUITE』 ーー Sensory Percussionという新たな武器が生演奏ドラミングとサンプリングの境界を溶かしていく

※『Jazz The New Chapter 4』にカリーム・リギンスのインタビューが掲載されています。ぜひ併せてごらんください。 コモンの『Black America Again』のプロデューサーでもあり、ロイ・ハーグローヴ、エスペランサ・スポルディング、レイ・ブラウンやマルグリュー・ミラーなどの作品でも起用されていたジャズドラマーでもあるカリーム・リギンスの新作『THE HEADNOD SUITE』が想像以上にすごい。 ただ、さらっと聴いただけだと、ただのブレイクビー

¥100

Becca Stevens:ベッカ・スティーブンス『Regina』 - 声を重ねることで生み出した新たなテクスチャーと響き

僕がベッカ・スティーブンスの魅力に気付いたのは『Weightless』というアルバムがきっかけだった。 ベッカ・スティーブンスはロバート・グラスパーと同じNYのニュースクールでジャズを学んだボーカリスト/コンポーザーだが、(狭義の)ジャズに括れるようなアーティストではない。彼女はジャズから得たものを駆使し、ジャズとフォーク/カントリー/インディーロックの間にあるような新たなサウンドを生み出している。JTNCでは彼女の『Weightless』を”『Black Radio』級の

¥300

interview Pedro Martins & Antonio Loureiro:Talks about 『Caipi』Jazz The New Chapter 4 OutTakes

カート・ローゼンウィンケルにインタビューした時に、「次のアルバム『Caipi』にはペドロ・マルチンスとアントニオ・ロウレイロというブラジルの若いミュージシャンが参加している」という話を聞いた。立ち話してる時にカートは「なんでアントニオやペドロをすでに知ってるの?」という感じだったが、僕の友人の音楽評論家がアントニオの1stを発見したんだというような話をしたりした。 あとから、ペドロ・マルチンスのアルバム『SONHANDO ALTO』を聞いて驚いた。ディスクユニオンのサイトに

¥300

《Jazz The New Chapter 4》contents

※商品ページはこちら ☟ シンコーミュージック《Jazz The New Chapter 4》 ・Introduction はじめに(柳樂光隆) ・巻頭鼎談 原 雅明×高橋アフィ×柳樂光隆  アプローチの変化から探る〈ジャズ〉の現在地点 PART 1Direction DISC SELECTION New Standards 2015-2017 Direction DISC SELECTION New Standards 2015-2017 (柳樂光隆、岡田拓郎、小池

Review:Kurt Rosenwinkel - Caipi:メロディーと演奏がコネクトするカートの脳内で鳴っていた理想のサウンド

現代ジャズ最重要ギタリスト、カート・ローゼンウィンケルの新作はこれまでの彼のコンテクストとは少し異なる異色作だ。ペドロ・マルチンスとアントニオ・ロウレイロというブラジルの新星や、マーク・ターナーやベン・ストリートといった旧知の仲間、更にはエリック・クラプトンなどがクレジットされてはいるものの、ほとんどの楽器をカート自身で演奏し、自ら丹念に重ねた多重録音で生み出した架空のバンドサウンドだ。 僕はこれを最高傑作だと言い切ってしまうことに躊躇はしない。『Remdy』でコンテンポラ

¥300