見出し画像

John Grishamの本って

リーガルスリラーのベストセラー作家John Grisham。中には彼が書く本は”本物ではない”なんて言う人もいるけど、
私はJohn Grishamが好きな人。
彼の文章はすごく読みやすいし、
ドキドキワクワクして早く全部読みたくなっちゃう。そしてスリル満点。本が手放せなくなる。最高!
代表作のA Time to Kill, The Firm, The Pelican Briefは続きが気になって気になって、夜更かししたし、読み歩きもしたような。

今回読んだのは、The Whistlerというお話。久々に彼の本を読んだんだけど、さすが一流のストーリーテラーJohn Grisham。飽きることなく楽しく読めた。他の作品に比べちゃうと、ちょっとスリル面で物足りなさはあったものの、アメリカで本当にあるカジノの裏側やアメリカンインディアンの特権などについても知ることもできて、興味深かった。
彼の話では、よく弁護士事務所で働いている弁護士が主人公なんだけど、この話ではBJC(Board of Judicial Conduct) という、裁判官の不正を調査する機関で勤めている女性が主人公。その女性が、フロリダのアメリカンインディアンたちが経営するカジノでの不正をめぐり調査をしていくという物語。なんか恋愛面の話もあるんだけど、あまり多くなく、グロいシーンも少なめで、それが良かった(寝る前にグロいシーンを見たり読んだりすると頭に残って悪夢を見るので…)日本で普通に生活していると、アメリカのアメリカンインディアンたちのアメリカでの特権や立場のことなんて、全然耳にしないから(私だけ?)新しい学びがたくさんあった。

ちなみに、John Grisham はTheodore BooneっていうYA向けの本も展開していて、これが若い子向けだからあまりダークではないし内容も複雑ではなく言葉もわかりやすいんです。ゆるい感じにリーガルスリラーを楽しみたい時に読むシリーズとしてはおすすめです。

John Grishamの本、久々に読んで楽しかったな!さて、次は何を読もうかな〜。




この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?