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無料添削デザインスクール #60「ファッション通販LP」

添削

女性向けのバッグのLPですね。
バッグの通販LPもあまり見かけませんが、商品紹介ページか何かだと思って見て行きます。
ちょっと画質が低いですが頑張ります。

■動きがない

綺麗にそろって入るのですが、キャッチにあるような「いい生活しようよ!ヒーハー!」感が無いですね。

もっと大きな動きを付けて、今の季節だと新生活に向けてカバンも新しくしようみたいな、元気さがあるといいかもしれないです。

ザックリ作るとこのくらい動きがあってもいいかと思います。
文字とかにも動きがあってもいいかもしれないです。

英字のタイトルが大文字で組まれていましたが、大文字は角が多いので力強さが出ます。
小文字にすると曲線も多いので、女性らしく見えます。

■シャドウなんていらない

「シャドウはダサい」
今日はそれだけ覚えてください。

どうにかシャドウを使わずに文字を読めるようにしたり目立たせるか、今後はまず最初にそれを考えてデザインしてみてください。

文字が見にくかったらほんの少し背景色を濃くするだけで十分白文字も読むことができます。

商品のシャドウも基本やりません。
シンプルに綺麗に見せる方法を探してみてください。

■ふちのあるボタン

ここのボタンもボテッとしています。
・黒くて太いふち
・微妙な角丸

色んなダメなものが組み合わさっています。

どうしてもふち線を使いたい場合は、背景画像を無しにして透過しているゴーストボタンにするなど。

角丸もちょっと入れるか丸いボタンにするか、どちらかに振り切った方がいいです。

中途半端な角丸が一番ダサいです。

■商材っぽい

成功するLPの典型なのでしょうがないですが、商材っぽくなってしまっているので、オシャレな見せ方にするといいです。

突然の太い区切り線。

オシャレなファッション系のデザインの時は、太い線や濃い色は避けた方がいいです。
オシャレな雑貨屋に入ったら拳銃突きつけられたくらい衝撃があります。

■区切りの付け方

「ここで話が変わっているよ」という意味の段落分けの線だと思われますが、LPは下に読んでもらう必要があります。

線というのは、区切る意味があります。
LPをここで断絶させてしまい、ここで終わりという意味にもなります。
あまりザクっと切るようなデザインは避けるといいです。

真っ黒の線ではなくて、背景色を少し明るくしたりするだけでも段落分けすることができます。

この女性の主張が強いので、カバンに注目が行くように顔を切ってしまってもいいかもしれないです。

商品を大きく見せることもできます。
人の顔があると、自然と顔を見てしまいます。
あえて顔を隠すことでカバンに目が行くようにするのもいいかも。

■デザインが堅い

全体的にデザインが堅苦しいので、もっと柔らかい感じに説明などをできたらいいと思います。

男性のビジネスバッグだったらこのくらいメカニックみたいな説明でいいですが、女性向けなのでほわっとして柔らかいデザインにするといいです。

■ゴテゴテしすぎ

・写真のふち
・シャドウ
・名前の見せ方

色々追加しすぎているので、シンプルに見せた方が効果的です。
入れるとしても、1つだけにするなど、引き算もしましょう。

■特典は大きく見せる

LPで特典の部分はかなり引きのあるところなので、メインビジュアルくらい豪華に作るといいです。
特典をごちゃっと説明するよりも、少し長くてもしっかり特典を説明して、最後のコンバージョンボタンも大きく載せるといいです。

バナーのように見せる必要があるのですが、領域制限が実質ないので、大きく使って特典を見せましょう。

■最後が弱い

LPの最後は、本当に最後なので、このページを閉じたらまた見に来ることはほぼありません。

「気に入ったら買ってね~!」ではないんです。
「お願いです!買って下さい!」くらいの勢いが必要です。

最後の押しがとても弱いです。
上にあった特典とつなげた方がいいような気もしますが。

それか、上の特典の簡易版をここに載せるとか。

まとめ

全体として見せ場が作れていないので、のべ~っとしたLPになっています。
「ここで口説き落とす!」というポイントを何個か作ってあげるといいです。

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