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こぼれ話

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本編の「ちょっといい話」を書いていて気づいたことや、日々の活動の中でコミュニティに触れたトピックなどをお届けします。
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子育て世代に人気のアプリ「みてね」から学ぶ企業コミュニティのヒント

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」はご存じでしょうか。お子様のいらっしゃる家庭であれば、使ったことがあるかもしれませんね。 2015年にスタートした「家族アルバムみてね」は、2023年11月に利用者数2,000万人を突破したとか。かくいう私は、昨年までその存在すら知りませんでした。孫が生まれ、息子夫婦からこのサービスに招待してもらったのをきっかけに、今では毎日楽しく写真や動画を閲覧しています。 さて、この「みてね」で

新感覚SNS「BeReal」に見る、インターネット上の他人との距離

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 先日、NHKの情報番組「あさイチ」で「コレがクる!?押さえておきたい今年のトレンド」という特集を放送していました。番組内で9個のキーワードを取り上げていましたが、「スペパ」「クルンジ」「ぬいポーチ」など、おじさんには何のこっちゃ?と想像もつかないものばかりでした(汗) そのなかで気になったのが、「映えないSNS」というキーワードです。どうやら、「BeReal」というSNSがZ世代を中心にウケているとのこと。少し調べたところ、「

迫る「2029年問題」。企業はどう対応すべき?

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 前回は、2010年以降に生まれたアルファ世代をテーマにしてみましたが、今回はそれよりも早く訪れる「2029年問題」についてご紹介しますね。 2029年問題とは、学習指導要領の改訂にともなって2024年度以降の(要は2025年の)国立大学共通テストで「情報」が科目に加えられることに起因する問題です。高校では、2022年度から必修科目の「情報Ⅰ」、2023年度からは選択科目の「情報Ⅱ」がカリキュラム化されており、すでにすべての高校

アルファ世代が次の主役に。時代とともに変わりゆくUI(ユーザーインターフェース)

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 1990年代後半から2010年頃に生まれたZ世代が成人となり、企業のマーケティングターゲットがその世代に向けて活発に行われていますね。 そして今、そのZ世代に後続する世代として注目を集めているのが、2010年以降に生まれた「アルファ(α)世代」と呼ばれる層です。アルファ世代の始まりである2010年生まれの子どもたちは、現在小学校高学年から中学生。そろそろスマートフォンを親から与えられる時期といえます。 先日読んだ本の一節に、

まずは子どもの心を掴むべし!?長期的な信頼を得るマーケティング戦略

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 企業コミュニティのちょっといい話vol.13「記憶のメカニズムを活用!コミュニティでの体験が紡ぐ、顧客と企業の関係記憶とマーケティング」では、個人が経験した出来事に関する記憶、いわゆる“エピソード記憶”が、長期記憶に残るためのカギであることを紹介しました。 そのエピソード記憶の中で強力なものが「子どもの頃の体験の記憶」です。みなさんも、大人になった今も忘れずに思い出せる出来事があるのではないでしょうか。 かくいう私も、いくつ

進化する「音声認識」がコミュニティ運営の効率化に一役!?

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 私は、この「企業コミュニティのちょっといい話」以外に、翔泳社のWebマガジンMarkeZineでも「Withコロナ時代、一歩先行く企業コミュニティの共創最前線」という連載コーナーを担当させていただいています😊 先日、最新号の西川株式会社編が公開されましたが、その取材の際のメモ作成📝に音声認識ソフトを活用してみました。音声認識の精度はというと、ところどころ意味不明の部分もあり、「こんなものか💦」くらいのレベルでした。 ひと口に

【ロングセラー本紹介】はじめの1冊!「利用規約」の作り方

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 コミュニティを立ち上げる際に避けて通れないのが、利用規約やプライバシーポリシー📄の作成。個人情報保護法に準拠しながら、自社固有の要件を組み込むとなると、複雑で難解な文書と格闘しなければなりません🤔 そんな規約類の作成を手助けしてくれる書籍📕の一例を紹介します。それがこちら。『良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方』(技術評論社 雨宮美季・片岡玄一・橋詰卓司著)です。 https://gihyo.jp/book/2019

SNSの声を効率的に収集!ソーシャルリスニング活用のメリットとは

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 みなさんは、Pinterest(ピンタレスト)を使ったことがありますか❓ Instagram(インスタグラム)と同種の画像投稿SNSなのですが、面白い使い方ができるんですね。 Pinterestは、あるテーマのキーワードで検索🔎すると、該当する画像が表示されます。気になる画像をタップ/クリックすると、その画像に関連する画像が「似ているピン📌」としてどんどん表示されていきます。 それらの画像を辿っていくと、連想ゲームのように新し

ギバー転換率って?コミュニティを盛り上げる「貢献アクション」

みなさん、こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 先日、Webメディアの「日経クロストレンド」を読んでいた際、「ギバー転換率」なるキーワードを目にしました。 ん?「ギバー転換率」、なんじゃそりゃ🤔❓タレントの愛称か、新しい海賊団の名前かと思ってしまいました(笑) 調べてみると、どうやらアメリカの組織心理学を専門に研究するアダム・グラントン教授が提唱した「ギバー」「テイカー」「マッチャー」という、人間の思考と行動を分類した考え方からきているようです。 ギバー   :

調剤薬局も選ばれる時代!?進む「ファン化」への取り組み

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 2022年4月18日の日本経済新聞📰に、調剤薬局が進めるファン化について書かれた「薬剤師がファン開拓」という記事が掲載されていました。 みなさん、お医者さんから処方箋を渡されたら調剤薬局に行きますよね。 その調剤薬局💊の数はとても多く、全国でなんと約6万件もあるそうです😲 今後、病院🏥も「オンライン診療」や「電子処方箋」など、どんどんデジタルのしくみが普及します。 また、ネットやコンビニで買える市販薬も増えてくることを考える

「あ~よかった」で終わらせない!季節商品とファンづくり

みなさん、こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 今年の梅雨はあっという間にどこかに行ってしまい、全国的な猛暑、そして大雨などこの夏はちょっと不安定な様子ですね。 みなさん体調を崩さないように気をつけてください。 さて我が家のベランダのトマトは、だいぶ実が大きくなってきましたよ。収穫が楽しみです🍅🍅🍅 トマト栽培を毎年繰り返していて思うのですが、園芸資材のように季節限定の商材ってありますよね。夏でいえば、蚊取り線香、花火、日焼け止め、汗拭きシート・・・etc。 で

わたしとイーライフ、そしてnote

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。 『企業コミュニティのちょっといい話』がスタートしていますが、 Vol.2の コミュニティ担当者の独り言『楽しくなければ続けられない!』 はもう読んでいただけましたか?Vol.2以降も、実際にコミュニティを運営していて、嬉しかったこと、壁にぶち当たったことなど、記憶に残るエピソードをお伝えしたいと思っています。 そして本編の『企業コミュニティのちょっといい話』とは別に、この「軽いハナシ」も立ち上げました~👏👏👏 本編は、過去のエ